ストーブの夢

実家にいる(現実の実家と母方の実家と昔の実家が混ざったようなレイアウト)。母ととりとめのない話をしている。父が時おりずれたコメントをする。

「計算課題をさせながら本体の課題をさせる」という心理学実験の手法について説明をする。邪魔が入って途切れ途切れの説明となるが、無理矢理喋る。弟がそこらをうろついているが、死んでいることは分かっている。

台所に大きなカマキリがいる、と思ったら、新しく買ったらしい台が角度によりそう見えるだけだった。どういうメリットがあってこんなだまし絵みたいなデザインになっているのだろう。

石油ストーブの前に弟がいる。もう晩なので、母がストーブを消す操作をする。弟は寝室の方へ去っていく。弟は死んでいるわけだから、ここにいるのは脱け殻のような自然現象のような、とにかく実態のない何かである。石油ストーブは消したあともしばらく暖かい。それのようなものだと考える。