弟2号の夢

実家にいる。架空の建物で、リビングを出るとすぐ駅前になっていて、喫茶店がある、という場所。

朝、喫茶店に行こうとすると、弟に似た少年が行き過ぎていくのを見る。その顔立ちは、明らかに別人ではあるが、弟に似た雰囲気がある。服の色のセンスも似ているような気がする。緑色のベストに乳白色のシャツ、青いズボンという組み合わせである。

家に帰ると、先ほどの少年が家におり、「〇〇(弟の名前)2号」として親しまれている。父母と、架空の祖父母のような人がいる。弟2号は宇宙物理か何かの話をしていて、祖父母に「賢いねえ」と感心されている。

僕は動物図鑑を持って喫茶店に行こうとしている。それは、昔の未確認動物などが載った面白そうな図鑑である。例えば、「ドムドム」という名の黒い巨体の動物の絵などが載っている。それは恐らく巨大なタスマニアデビルを誤認したもの思われる。

その図鑑と、もう一冊何かを持っていこうと思い立って本棚を眺めているが、何を思い立ったのか思い出せず、そのままぐずぐずしている。正面から弟2号がやって来る。その顔立ちは年少であり、可愛げがある。しかしよく見ると、顎に無精髭のような質感が見え、大人のようにも見えてくる。再び見ると頭が不自然に膨らんでいるようでもある。小人症の大人とかなのかもしれない?