腐乱搭乗③

しばらく回してみました。使っててそれなりに面白いけど、そんなに強くはないかな……。

2T目に《無狐勢団の霊裂機》、3T目に《八方塞がり》を打ってトークンで搭乗してアタック。という速攻コースはあるものの、そのまま攻め切るのは無理なので、相手の展開を誘って全体除去を打つ流れが基本。コントールしきれたら有利、しきれなければ負け、という分かりやすさがある。

軽量カードが多いので、隙を作らずクロックを始められる良さはある。反面パワー不足で、劣勢を立て直すことのできるカードが《食肉鉤虐殺事件》しかない。そのためのマナもしばしば足りない。

2マナの除去あるんだから《電圧改竄メカ》はいらないや。と思っていったん外した。呪禁や呪禁を付けるインスタントにちょいちょいやられることもあり、このデッキで一番信頼のおける除去は食肉鉤であるようだ。

《悪戯の神の強奪》は扱いづらいのでやめた。

《ウォーロック・クラス》は役に立たない時もあるけど、強い時がけっこうある。意外!

7マナ能力でゴソッと持っていけて決め手になることが少なくない。たとえば食肉鉤が場に出ており、 霊裂機が動かせて、相手のブロッカーが一体しかいなければ、霊裂機の生け贄能力を使えば威迫でアタックが通って5点、生け贄によってクリーチャーが死ぬので食肉鉤で1点、ターン終了時にウォーロック・クラスのレベル1能力で1点、レベル3能力で7点、計14点を削り取る。相手にブロッカーがいて、通ったアタックがジャダーの1点だけでも、腐乱トークンが死ぬので6点を削る。

1ターン差で勝敗が分かれる時に、その1ターンを取れる。決まると非常に気持ちいい。相手が能力把握してないことも少なくないと思うが。こういう動きが好き。一瞬の有利をとってライフレースを制する動き。

したがって、相手のクリーチャー数を押さえることと、7マナに到達することが重要になってくる。いま両面2色土地が1枚しか入ってないが、これは4枚にしておきたい。色事故たまにあるし。《進化する未開地》、《難破船の湿地》も。

タップイン土地はあまり増やしたくない。ゆえに《目玉の暴君の住処》と《見捨てられたぬかるみ、竹沼》は可能性がある。

レベル2能力はソーサリー・タイミングなのが弱点だが、なるべく早く使ってアドバンテージ損を無くしておけると良いようだ。

コントロールにしてはドローソースが足りない感があるので、《勢団の銀行破り》は増やす可能性がある。その際は、ドロー付きの機体というより機体付きのドローと考えるべきだろう。相手がアーティファクト除去を持ってそうな時は、霊裂機を先に出して除去させ、後からこいつを出すと有利を取れる。

《戯れ児の縫い師》はいったん外した。出すヒマがない。こいつを入れる場合は《ウォーロック・クラス》を入れない別パターンのデッキとなるだろう。

出てしまったエンチャントに触れないのが結構つらい。バウンスで対処できるかどうか。熟練度が出る感がある。


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腐乱搭乗②

まだカード揃ってないけど、何回か回した感想メモ。

《勢団の銀行破り》どうなのかな?と思ってたけど、こいつが出ると攻撃を急ぐよりカード引きたくなりますね。ブロックに使ったあとでカード引いてもいいし、自然とディフェンシブになる。盤面制圧までの時間稼ぎカードという印象。

一方、盤面制圧後の攻撃力として見ると、搭乗3のパワー4バニラはあきらかに物足りない。時に噛み合わないが、これ単体で見るとそれなりに便利な感じ……。どうするか迷う。

《電圧改竄メカ》を使うなら機体はいたほうがいいが、《無狐勢団の霊裂機》と合わせて8枚は多分入れすぎではないか。

《飲み込む潮》はいまいち使いこなせない。ふつうに食肉鉤か《悪意ある機能不全》で何とかすべきか。

エンチャントやアーティファクトに触れないので、パーマネントをバウンスする手段は欲しいといえば欲しい 。《霊破》、《乱動への突入》、《君は川にたどり着いた》あたりを試すか。

《戯れ児の縫い師》が変身できるタイミングはだいぶ遅い。とはいえこいつが変身できる時は盤面制圧できてるので、変身して1-2ターンで終わるというパワーはあるようだ。

こいつで終わる時は機体がいらない。ということは、 オーバーキルなのかもしれない。別の専用デッキを作った方がいいのかなあ。

《戯れ児の縫い師》を使い続けるなら 《腐敗した再会》は試しても良いかも。機体の乗り手がいないという状況はとりあえず減りそう。「1枚引き1枚捨てる」系ドローがあると良さ微増?

ジャダーは必要なんだけど、機体がいない時にできることがあまりない。死亡誘発とか生贄コストのやつを増やすべきか。しかし良さげなのが見つからない。《ミルクルの死の僧侶》までいくとデッキのコンセプトが変わってくる感がある。

《ウォーロック・クラス》……?これがあれば、ジャダーがいる間少なくとも1点ずつ削っていける。重ね張りできるし、レベル2能力も青的で合うかも?

《悪戯の神の強奪》もいいかも?腐るリスクは高めだが、これで腐乱ゾンビを押し付けたらかなりおもしろい。 《ウォーロック・クラス》 採用時ならエンチャントも奪える。

機体は総じて打点不足な感じがする。機体でクロックを始めた時に、もう一個何かダメ押しがないと削りきれない印象がある。《戯れ児の縫い師》 ではそのような時に噛み合わない。 機体が2体以上並ぶと置物になることが多いのも不満だ。

《電圧改竄メカ》はプレイヤーにダメージを飛ばせないし、搭乗4を満たせる機会はあまりない。黒マナを出せるデッキなのに、4マナ払って不確定除去というのはしょぼいかもしれない。

《無狐勢団の霊裂機》はカウンター置くんじゃなくカード引けたら良かったのにな。カウンターだと除去された時消えるから大して強くないじゃんね。

その除去がされにくい点でバランス取ってるということかな。威迫も弱くはないのだが、生け贄なしで使わせてくれてもいい感ある。それか威迫カウンター。言ってもしょうがないが。

それかテゼレットを入れて、アーティファクトデッキに寄せてみる?それはなんだかなあ。


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