サバゲーの夢

大規模なサバゲーに参加している。最初はスプラトゥーン的なルールで、スクイックリンを使っている。人はイカの姿だったり人の姿だったりする。僕はイカで、人にスクイックリンを命中させている筈なのに手応えがない。何かのバグのようだ。撤退して、仲間のところにジャンプしようとするが、適当な場所が見当たらない。そこで廃ビルの階段に上がると、敵が総攻撃を掛けてくる。仲間が逃げてくる。敵を撃つが、やはり手応えがない。敵には、怪物的にマッチョなサングラスのスーツ男や、ナチス的な冷血美少女将校などがいる。降伏っぽいムード。

僕の姿は「ハン・ソロのコスプレという設定だが、実際のハン・ソロ性は何もない人」に変わる。トンカチをトンファーのように両手に構えて戦う戦法を取る。「やる気ない飄々とした細身のおっちゃん」キャラの人と、トンカチでの応酬を延々と続けているが、互いになんかもういいやという感じになってきている。ここは戦いをやめて、もっと激戦区に行ってどさくさでワンキル取るのがいいんじゃないかと話す。別の人も来る。0キルだと、この後の打ち上げでデザートが貰えないらしい。かなりくだらないと思ったので「いらねえー」と大きく言う。タッチパッドを見ると、ポケモンのタケシがいま活躍中のようで、タケシの姿と「イッツアショータイム」の字が表示されている。ザンギエフなども表示される。座って雑談する。僕は、ハン・ソロのことはよく知らないが、トンカチが武器だから、最後はトンカチを破損させてやればお話的にオチが付けやすいと考えた、などと話す。

気が付くと、あたりの様子が剣呑になっている。ゲームの敵とは違う、アーリア人めいたリアル兵隊が現れて、プレイヤーに本物の銃を突きつけている。とはいえ戦闘ムードではなく、何かを確認しに来た感じで、プレイヤーも大人しく従っている。僕やおっちゃんキャラの人は、両手を上げながら兵に銃(モデルガンだが)を渡す。兵はプレイヤーのドックタグも確認している。僕はさっきドックタグ(コスプレの一部だが)を外してしまっていたので、あわてて首に掛ける。兵は、何かの装置を取り出し、高圧の霧吹きのようなものを僕のタグと胸元に掛けてくる。この時、兵が女性であることに気付く。胸元が冷たい。この霧吹きは何とか水準の「身体化処理」であるという。まさかタグを肉体に埋め込んだのかと思うが、そうではないようだ。タグと身体を何らかの形で紐付けたのだろう。

Gの声の夢

狂人とインターネットについてCにレクチャーを依頼される。大学にある地下のコワーキングスペースのようなルノアールのような場所でそれをする。が、講義形式ではなく、「それについての文章を何か書け。何でもいい」とCに指示される。そんなのでいいのか、と思うが、とにかく書くことにする。電子辞書か、普通にPCのメモ帳のようなところに、自動書記的に文章を書いていく。Hがいて、一連のやり取りにコメントしつつお菓子を食べている。お菓子は、コワーキングスペースの入り口に置いてあるらしい。

半ば覚醒している夢うつつで、確たる文脈なく、「やらないのか」というGの声が頭の中にはっきりと聞こえる。人がいなかった夢のFの声の聞こえ方と似ている。幻聴はこんな風に聞こえるものだろうか、と思う。入眠時幻覚で音楽が聞こえるのとかと同じ感じ。

人がいなかった夢

Fが家に遊びに来ていて、寝るところである。真夜中だが寝付けなくて、何とか寝付こうとしているのに、Fが結構話し掛けてくる。体が触れてしまうので、もう少し離れて寝て欲しい。夜中、青い光の蛍光灯がボーッと光っているイメージがある。夜半に誰か来たような気もする。腕を動かしてペットボトルの水を飲もうとするが、夢うつつで半分金縛りになっていて、手が持ち上がらない。

はたと気付くと(覚醒した?)、Fはいない。途端、ペットボトルの水を飲むことができる。こっちが現実だ。寝付こうとしていたのは夢で、寝付こうとすることで実際寝ていたのだった。何かゾッとする。夢の状況と現実があまりに似ているため、暗闇の中に人の気配がまだあるような気がする。「はぁ」とFの息遣いが聞こえて、さらにゾッとする。再び金縛りになれば、何か恐怖体験が出てこないとも限らない。改めて眠る。

腐ったミカンの夢

高校のような場所。Aと同じクラスに通っている。色々あって、教室に冷蔵庫を持ち込んでよいということになる。僕は持ち込む。Aも持ち込んでいた。

Eに車で送ってもらい、Aと共に何かの補修を受けに、教室に来る。そこには一人の市井の老人(男性)がおり、教室には我々と老人の三人だけである。我々は老人から何かをレクチャーされる。これはAの補修であり、僕は付き合いである。最後に老人は、雑談でAの作品を「目的がまだ見えていないのかもしれない」と評した後、「遠足のしおり(か何か)に描かれていたAの絵を覚えておるよ」と(初めて)にこやかに言う。僕は所在なく、プリントに鉛筆で落書きをしている。運動靴を履いた脚を描いていた。補修は終わり、消しカスなどのごみを片付ける。老人はAに「これで○○童貞は捨てたな。Eも交えて祝杯でも上げよ」と茶化し目に言う。今日は飲む予定を入れていなかったので、Aは「残念ながら……」と応じる。僕は酒を飲みたい。とりあえず、冷蔵庫にたまたま入れてあった缶チューハイを取り出す。

朝の教室。クラスの生徒はまだ揃っておらず、ぼちぼち登校して来ている。僕が、食べかけのミカンをずいぶん前から放置してしまい、冷蔵庫にも入れ忘れていたことに気付く。ミカンはラップしてあるが、明らかに腐っているだろう。僕はミカンを教室のごみ箱に捨てる。ところでこの教室には、ゴミはそれが駄目になった要因を、出来るだけ確かめてから捨てるというルールがある。クラスメイトが今のミカンを調べてもよいかと訊くので、構わないと答える。十中八九、腐っていることに間違いはないから、調べても意味はないだろう。そのクラスメイトがミカンのラップを開くと、柑橘っぽさの混じったものすごい腐臭がしたらしく、おえっと叫ぶ。僕はかすかにその臭いを感じ、鼻を押さえて席に撤退しようとする。

学校とおそ松の夢

朝、学校に行くところ。中学時代の家と距離感。服に迷い、やっと家を出たら雨が降っていて、傘と靴から再度迷うことに。完全に遅刻。

高校に着く。文化祭のように人がわらわらいるが、平常らしい。どこに行くべきかさ迷っていると、プール授業をやっているのに行き当たる。冬だというのに。生徒は非常に寒そうだ。こういうことをさせる学校なのだ。自分も今日プール授業かしらん? Bがいて、話し、また別れる(外見は何かの俳優になっている)。何か実業家めいたこと(遅刻とは逆のこと)を言っていた。

久しぶりに大学に来ると、一面草だらけになっている。ほとんど森だ。前から改築工事をやっていたが、こうなるとは。自転車はほぼ使用不可能で、歩くにも足を取られてスピードが出ない。これでは教室移動に支障をきたすではないか。構内の交通マナーを良くしようというのだろうが、何と愚かな施策か。それはそうと遅刻しているが、今から授業に出る気にもならない。

河合隼雄か誰かの展か何かをデパートのような場所でやっていて、その一環で即売会的なこともやっている。それでDがスペースを取っていて、少し話す。展のグッズを買おうと思って棚を見ていると、自分の同人誌が2セットほど置いてある。ははあ、あの時2セットほど買ってもらったのは展示のためか、と合点する(実際は、河合隼雄に同人誌を販売してはいない)。クレーンゲームなどもあり、良い感じのかわいいキャラが何らかの形でいる。

LINEでおそ松一家と待ち合わせをして、どこかの大学で会う。初対面とかのようだ。外国的な大学の見学に来ている。僕は所在なく歩いて、チョロ松(しかし青か紫系の色)と落ち合う。そのうち夜になっていて、別れる。オフ会で別れる時みたいな感じで初対面らしい挨拶をする。十四松もいる。僕の弟もいる。弟がチョロ松(しかし青か紫系の色)から苦言を受けている。曰く、君の兄はこういうところに見学に来ているというのに、目的なくぼんやりと歩いていたのは勿体ない。目的を定めないと。待ち合わせも、今回は互いにフワッとした集まり方をしたが、ウチは次は正確な時間で来るぜ。云々。

宗教と牛丼の夢

布団に横たわっている。数人のルームメイト(実際にはいない)が何かがやがやとしている。面倒なので、まだ寝ている振りをする。ルームメイトたちは布団を跨ぎながら何かを取りに来るとかして、また去っていく。

半分起きている、と思うが、目に写る景色は、意識の強度か何かにシンクロして、ノイズが入ったりさざめいたりする。いつもの部屋にいるはずだが、砂壁だったり窓の大きさが違ったりと、部屋の様子が違う。してみると、これは夢なのだと思う。超感覚知覚のように、目を閉じているが景色が見えている。そこに意識の状態が混ざってくるのだ。だが、明晰夢をやろうとして体を動かしたり意識的に景色を見ようとすると、途端に目が覚めてしまう感じがある。

ガラケーの携帯ショップの前で説明書を読んでいる。手持ちのキャッシュカードにクレジットカードの機能を付ける方法を探しているのだ。店内から壮年の男が現れ、何をしているのかと訊かれる。店員ではなく一般客だ。答えているうちに、僕が宗教が好きだという話などが出て、一杯飲みに行く流れになる。その前に飯を、ということで、すき家に入る。僕はさほど空腹ではないので、牛丼の小を頼む。男が「宗教というとどんな」と訊くので、「主にキリスト教、最近はヒンドゥー教に関心があります」と答えると、カウンターの中にいる(が店員ではないらしい)婦人が「その通りです。宗教が必要です」と話に入って来る。「現代人は気が乱れている。気のコントロールの型をコピーしなければならないのです。気のコピーです」ああ、これは若干方向性が違うな、と思う。しかし、壮年の男の方からすれば、僕とこの婦人は同ジャンルに見えるだろう、と思う。

関係図の夢

AはBと仲が良い(実際には分からない)。Bは仏教に造詣が深いとされている(実際にはそのキャラではない)。AとBに会いに行く。BはAを只の女好きだと言う。僕は違うと思う。Aがこの場にはいないかのような口ぶりだが、Aは隣にいるのだが。Bは女性である(実際には違う)。

CとAと会っている(実際には接点がない)。Cは僕が仏教めいた話をするのを「普段は目こぼししているが、受け入れているわけではない」と言う。曰く、ナポレオンになるには仏教思想は厭世的すぎると。僕はAに向かって「こいつ(C)はブディズムをなめてるんですよ。言ってやって下さいよ」と言う。

田舎で考える夢

 蝉が鳴いている夏の田舎で、話題のツイートについて考える。曰く、「最近の若者はロワーであることが普通になってきたから、アニメでの田舎描写は何とかかんとか(思い出せない)」。

 そこで父母のいる家に戻って来ると、元はフィギュアスケートの男性選手とか芸能人のツイートらしく、母がそのことを話題にしているので、得たりと思って「ちょうどそれに言及している話を見かけてな」と話しかける。父が「そういうのは年功序列とかだからなー」と言う(意味が分からないが、夢の中でも意味はよく分からない)。周囲の景色が何となく大きい(自分が小さい?)。

陰謀との戦いの夢

 存在したことのないリビングで、祖母が難解な宇宙論などの話題が含まれたエッセイを読んでいる。分からないだろうに、「でも面白い」とかのコメントを母にしている。僕は、ベニヤの壁一枚隔てた物置スペースからそれを見ている。そのスペースの雰囲気は寒々しく、北国の家めいている。

 映画の中の場面。あるいは実在する映画のあらすじを想起したもの。冷戦期の東欧かソ連めいた芸術映画の雰囲気。教会をテロ組織が襲い、ある男の妻が殺されてしまう。男はスーパーマンのような格好で表に躍り出る。ナレーション「男は、対話を必要としない相手との戦いが始まるのだと直感していた」その行く手に、トマホーク斧を持った、赤いフードの処刑人が現れる。処刑人は斧を男へ投げようとするが、その時ボスからの司令でも入ったのか、投げるのを止めて背後の階段を降りる。そこへ、スーパーマン男の供である、キジ、ウサギ、犬が駆け付ける。彼らは着ぐるみの人物で、スーパーマンに代わって処刑人を倒そうとするが、反対に銃で撃たれて殺されてしまう。キジの断末魔が響く「畜生、畜生〜。畜生め〜」折り重なって倒れたキジと犬の下で、ウサギが生き残っている。

 テロ組織のアジト。リスが檻に入れられている。「我らの友人を教会から手に入れることに成功した」このリスこそ、襲撃の目的だったのだ。処刑人の男は黒帽子黒コートの長身の姿に変わり、白髭をたたえたカリガリ博士めいたボスとにこやかに会話を交わす。「農作物の収穫はまだでしょうか」「暗黒マギア、と言いたまえ」この組織は、取るに足りない事象を物騒なコードネームで呼んで大げさに扱う、ふざけた集団であるらしい!先ほどのリスも恐らくはただのリスなのだ。「おや、会員証が」長身の男は、胸元のバッジを落としてしまったことに気付き、新しい缶バッジを受け取る。それは白地に黒でそれらしいロゴの入ったただの缶バッジで、それを労働者用のみすぼらしい黒コートに付けていると、場違いな上に安っぽい。長身の男は、内心、付き合いきれなさを感じている。

 長身の男とその部下(実はスーパーマン男)は、アジトを引き上げて電車で帰ろうとする。ボスには参ったものだね、ええそうでしょう、といった会話が駅の待合室でなされる。部下は、長身の男へ復讐する決意を既に固め、機会を伺っている。長身の男は自分のポケットを探り、クリップ状の発信器を取り出す。要らないものなのだが、間違ってゴミを持ってきてしまったらしい。長身の男は、それを線路の向こうへ放り投げる。そして、トイレに行くと言って部下に荷物を預ける。チャンスだ!あの発信器を手に入れれば、長身の男の行く先が把握できる。そのためには、奴がトイレから出てくる前に、気付かれないように線路の向こうへ渡り、発信器を拾うのだ。この場面は映画の山の一つである。部下は線路を覚束ない足取りで渡っていく。しまった、ど真ん中を渡ると人目につくな、ホームの端っこまで行って渡ればよかった……などと考える。

夢日記ルール

 夢には名前を付けるとよい。(「〇〇の夢」)

 複数の夢を見た場合は、一つの記事に続けて書く。

 夢の内容は、出来事やその時の感情を書きたい分だけ書くとよい。ただし覚醒後の考察は書かない。それはコメント欄にでも書くのがよい。しかし例えば、夢に、現実にはいない人物がさも実在するかのような装いで出てきた場合などは、「(現実には存在しない)」とか覚醒時の認識を書き添えてよい。

 人物は親族を除きアルファベットで表す。イニシャル等との結び付きは作らない。

 GLOSSARYのプラグインを試しに入れたので、夢によく出てくる場所やインパクトのあるキャラクターなどがあれば、用語に追加してもよい。

 網羅的な気持ちを持たないようにするべし。思い出して記述した時点で、夢はそもそも元の姿ではない。