マジシャンとの問答の夢

モニタの裏にマジシャンが潜んでいる。マジシャンが木の枯れ枝のようなものを落とすと、私はそれに目を奪われて、夢の中(夢中夢)に落ち込んでしまう。

健全な人間なら、モニタの裏に木の枝があるはずはないと考えるかもしれない。しかし夢の中では、木の枝に一度注目を集めてしまえば、そこがモニタの裏であるという事実は視界から外れる。ゆえに夢を見破るコツは、二か所を同時に見ること。それと…

マジシャンは灰色のタキシードを着た小人であり、不敵に笑って私を陥れようとする。壁にはオレンジのネオンで作ったおしゃれカフェのメニューのようなモビールがかかっている。私は二か所に目を走らせるように頑張り、なんとか覚醒する。そこは布団の上であり、隣の部屋には同居人がいる。壁の切れ目から同居人がいるのが見える。

しかし、まだ夢の中であることが分かる。身体を起こすことができない。もがきながら次のことを悟る。自分の部屋の壁には切れ目などはない。だから同居人は見えない。また、現実の私は仰向けに寝ている。仰向けに寝ていると、頭を動かすための落差を作り出すことができない。位置エネルギーがない。したがって夢を破るためのもう一つのコツは、仰向けに寝ないこと。

目が覚める。

腐乱搭乗③

しばらく回してみました。使っててそれなりに面白いけど、そんなに強くはないかな……。

2T目に《無狐勢団の霊裂機》、3T目に《八方塞がり》を打ってトークンで搭乗してアタック。という速攻コースはあるものの、そのまま攻め切るのは無理なので、相手の展開を誘って全体除去を打つ流れが基本。コントールしきれたら有利、しきれなければ負け、という分かりやすさがある。

軽量カードが多いので、隙を作らずクロックを始められる良さはある。反面パワー不足で、劣勢を立て直すことのできるカードが《食肉鉤虐殺事件》しかない。そのためのマナもしばしば足りない。

2マナの除去あるんだから《電圧改竄メカ》はいらないや。と思っていったん外した。呪禁や呪禁を付けるインスタントにちょいちょいやられることもあり、このデッキで一番信頼のおける除去は食肉鉤であるようだ。

《悪戯の神の強奪》は扱いづらいのでやめた。

《ウォーロック・クラス》は役に立たない時もあるけど、強い時がけっこうある。意外!

7マナ能力でゴソッと持っていけて決め手になることが少なくない。たとえば食肉鉤が場に出ており、 霊裂機が動かせて、相手のブロッカーが一体しかいなければ、霊裂機の生け贄能力を使えば威迫でアタックが通って5点、生け贄によってクリーチャーが死ぬので食肉鉤で1点、ターン終了時にウォーロック・クラスのレベル1能力で1点、レベル3能力で7点、計14点を削り取る。相手にブロッカーがいて、通ったアタックがジャダーの1点だけでも、腐乱トークンが死ぬので6点を削る。

1ターン差で勝敗が分かれる時に、その1ターンを取れる。決まると非常に気持ちいい。相手が能力把握してないことも少なくないと思うが。こういう動きが好き。一瞬の有利をとってライフレースを制する動き。

したがって、相手のクリーチャー数を押さえることと、7マナに到達することが重要になってくる。いま両面2色土地が1枚しか入ってないが、これは4枚にしておきたい。色事故たまにあるし。《進化する未開地》、《難破船の湿地》も。

タップイン土地はあまり増やしたくない。ゆえに《目玉の暴君の住処》と《見捨てられたぬかるみ、竹沼》は可能性がある。

レベル2能力はソーサリー・タイミングなのが弱点だが、なるべく早く使ってアドバンテージ損を無くしておけると良いようだ。

コントロールにしてはドローソースが足りない感があるので、《勢団の銀行破り》は増やす可能性がある。その際は、ドロー付きの機体というより機体付きのドローと考えるべきだろう。相手がアーティファクト除去を持ってそうな時は、霊裂機を先に出して除去させ、後からこいつを出すと有利を取れる。

《戯れ児の縫い師》はいったん外した。出すヒマがない。こいつを入れる場合は《ウォーロック・クラス》を入れない別パターンのデッキとなるだろう。

出てしまったエンチャントに触れないのが結構つらい。バウンスで対処できるかどうか。熟練度が出る感がある。


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腐乱搭乗②

まだカード揃ってないけど、何回か回した感想メモ。

《勢団の銀行破り》どうなのかな?と思ってたけど、こいつが出ると攻撃を急ぐよりカード引きたくなりますね。ブロックに使ったあとでカード引いてもいいし、自然とディフェンシブになる。盤面制圧までの時間稼ぎカードという印象。

一方、盤面制圧後の攻撃力として見ると、搭乗3のパワー4バニラはあきらかに物足りない。時に噛み合わないが、これ単体で見るとそれなりに便利な感じ……。どうするか迷う。

《電圧改竄メカ》を使うなら機体はいたほうがいいが、《無狐勢団の霊裂機》と合わせて8枚は多分入れすぎではないか。

《飲み込む潮》はいまいち使いこなせない。ふつうに食肉鉤か《悪意ある機能不全》で何とかすべきか。

エンチャントやアーティファクトに触れないので、パーマネントをバウンスする手段は欲しいといえば欲しい 。《霊破》、《乱動への突入》、《君は川にたどり着いた》あたりを試すか。

《戯れ児の縫い師》が変身できるタイミングはだいぶ遅い。とはいえこいつが変身できる時は盤面制圧できてるので、変身して1-2ターンで終わるというパワーはあるようだ。

こいつで終わる時は機体がいらない。ということは、 オーバーキルなのかもしれない。別の専用デッキを作った方がいいのかなあ。

《戯れ児の縫い師》を使い続けるなら 《腐敗した再会》は試しても良いかも。機体の乗り手がいないという状況はとりあえず減りそう。「1枚引き1枚捨てる」系ドローがあると良さ微増?

ジャダーは必要なんだけど、機体がいない時にできることがあまりない。死亡誘発とか生贄コストのやつを増やすべきか。しかし良さげなのが見つからない。《ミルクルの死の僧侶》までいくとデッキのコンセプトが変わってくる感がある。

《ウォーロック・クラス》……?これがあれば、ジャダーがいる間少なくとも1点ずつ削っていける。重ね張りできるし、レベル2能力も青的で合うかも?

《悪戯の神の強奪》もいいかも?腐るリスクは高めだが、これで腐乱ゾンビを押し付けたらかなりおもしろい。 《ウォーロック・クラス》 採用時ならエンチャントも奪える。

機体は総じて打点不足な感じがする。機体でクロックを始めた時に、もう一個何かダメ押しがないと削りきれない印象がある。《戯れ児の縫い師》 ではそのような時に噛み合わない。 機体が2体以上並ぶと置物になることが多いのも不満だ。

《電圧改竄メカ》はプレイヤーにダメージを飛ばせないし、搭乗4を満たせる機会はあまりない。黒マナを出せるデッキなのに、4マナ払って不確定除去というのはしょぼいかもしれない。

《無狐勢団の霊裂機》はカウンター置くんじゃなくカード引けたら良かったのにな。カウンターだと除去された時消えるから大して強くないじゃんね。

その除去がされにくい点でバランス取ってるということかな。威迫も弱くはないのだが、生け贄なしで使わせてくれてもいい感ある。それか威迫カウンター。言ってもしょうがないが。

それかテゼレットを入れて、アーティファクトデッキに寄せてみる?それはなんだかなあ。


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腐乱搭乗

久しぶりにMTGをちょっとやっている。

《ハンド・オブ・ヴェクナ》で黒単スーサイド!と思って組んでみたら弱かった。

次に考えたのが、腐乱ゾンビを搭乗に使う青黒デッキ。ワイルドカードが足りないので、代理の別カードを混ぜて様子を見ているところ。

基本の考え方としては①腐乱トークン付きの呪文でコントロールしながら、②機体でクロックを刻む。 完璧なコントロールではなく、クロックパーミ的な一時的コントロールを目指す。その状況でだけ、攻撃しながらコントロールできる腐乱呪文が際立って強い(はず)。

《八方塞がり》は使ってみたら予想よりちょっと強かった。トークンが活用できる前提ではあるが。2ターン目に霊裂機を出せたら、3ターン目《八方塞がり》からの機体アタックも可能。

ジャダーと《無狐勢団の霊裂機》は2枚コンボを構成する。ただ、どうやっても揃ったターンに攻撃することは出来ないのでテンポ悪。「4/3威迫が毎ターンでかくなる」がメッチャ強いかというとそうでもない。それよりは、「ジャダーを除去してもトークンは1体残るので、霊裂機の動きは止まらない」……というような点がいやらしいかも。

先に 《無狐勢団の霊裂機》 を置いておいて、相手が3枚展開したところで《八方塞がり》、それから《食肉鉤虐殺事件》を決めて、更地になったところにジャダー…というのが一つの理想的展開。その次のターンから4ターンのクロックとなる。機体が全体除去を回避できることを生かしたい。

《戯れ児の縫い師》はまだ試せていない。変身後にジャダーを置ければ毎ターン 3/3が増えるが、メッチャ強そうかというと微妙……。楽しそうではある。

結局、このデッキの強さは機体がどれくらい強いかにかかっているだろう。ジャダーとトークンで搭乗3を満たせるので、 《勢団の銀行破り》も速やかに動き出せる。ただ、その運用だとタップ能力が持ち腐れ。うーん。

《電圧改竄メカ》は1体以上機体が出ていれば《火炎舌のカヴー》を思い出す性能。エンドカードとなることを期待される。しかしジャダーだけでは搭乗4を満たせない。どうせ召喚酔いするから、次のターンに腐乱トークン付き呪文を使って攻撃開始、という流れを想定していいのかもしれない。まだ持ってない。

《崩老卑への貢納》はカード引くところまでいくと強いし、腐乱とも機体とも相性いいが、動きがかなり制限される。威迫でのクロックが始まっていると手札の中で腐る、全体除去にトークンが巻き込まれる等。このデッキ、2ターン目に出したいのは機体であってこいつではなく、盤面制圧後に出すなら普通のフィニッシャーの方がいい、という結論になりそうである。

《食肉鉤虐殺事件》に次ぐ全体除去としての《飲み込む潮》。カウンターが1-2個乗った霊裂機などを場に残して、打ち消しと威迫でなんとか削り切る、といった状況が想定される。でも打ち消し構えると《飲み込む潮》を使ったターンに攻撃始められないんだよな。

しばらくはこのデッキの完成を目指します。


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水仙の器の夢

秋田にある祖母の家。弟と二人きりでいる。(現存しない。現実よりもかなり大きく、豪邸気味である)

祖母は何らかの病を患い、一時的に家を離れることになった。その間、私と弟がそこに滞在することになった。(現実と違う設定。祖母は他界している)

二階の中庭側は広いバルコニーになっていて、真ん中には石材で設えた噴水池のようなエリアがあり、小庭園になっている。植物の鉢が大量に置かれ、その多くは水仙のような、水に浸っているタイプの植物である。形は珍しく、花は繊細で、完全に手入れされている。庭師の手によるのかもしれない。

その中に、水仙の葉か花弁がどんぶりのような真円の器型になっている鉢がある。葉と花弁が混ざったような外見で、青色や白色、透明の部分があり、葉っぽい部分もある。器の中には別の小型の植物が入っていて、小さい水仙のような葉や薄黄色の花が見える。底にはわずかに水が溜まるようになっている。底には穴が開いていて、蟻の巣になっているようである。

弟は好奇心を抱き、この器に水を足し入れる。少し入れるだけかと思ったら、見る間に大量の水を入れて、蟻を溺死させてしまう。止める間もなく水は満杯になり、他の植物も水に浸かってしまう。結果として、中の植物はだめになり、腐った水槽のようになってしまう。私は驚き、どうしたものかと考える。 とりあえず、鉢の中の水と植物を別の器に移したりしてみるが、甲斐もない。

弟はもう一つ、似たような鉢を駄目にしてしまう。私は弟を止め、「祖母が帰ってきた時にどのように思うか考えたがいい」と諭す。しかし、実際に帰ってくるのかどうかは分からない。

ややあって、やはり全力を尽くして原状復帰を試みようと考える。器から汚水を抜き、中にあった植物の葉や花を一枚一枚確かめて、取り分けてみる。中にあった植物は根がなく、茎の途中で切断されている。つまり生け花であった。または葉や花だけで独立しているタイプの特殊な植物だった。

構成要素を一つ一つ丁寧に扱えば、できることはあるはずだと思っている。

バルコニーの下には隣家とそこにつながる道が見え、車が行き来している。 隣人が運転しているものであろう。道は舗装されていない。

苔日記-苔採り

近所の歩道に苔を採りに行ってきた。行こう行こうと長らく思いながら、いつの間にか11月。いかん冬になってしまう、と思ってとにかく行ってみたら、数時間で済むことだった。なにせ近所なので。

公道の雑草を採るのがルール的にOKかどうかは↓の記事が参考になった。

実践レポート: 花屋は雑草をブーケにできるか

小さいジップロック11袋。ちょっと多かった。図鑑は持ち歩かず、種類の判断などはほぼしていない。初めて行くので、何を採っても持ってないものが手に入るわけなので。

そもそも地面に生えているものをルーペで見るには、顔をかなり地面に寄せないといけなくてしんどい。持って帰る前提なら、ベランダや机で落ち着いて見たほうがよい。

鉢のセッティングは後でやろうと思って、とりあえずベランダに並べた。少し放置しておけば虫とかも出て行ってくれるかもしれない。そのまま一日ほっておいたら、いくつかは部分的に茶色っぽくなってしまった。

袋の内側に結露してるので、乾燥したわけではない。晴れてたので、ジップロックが温室と化して蒸れてしまったのかもしれない。袋の奥側から茶色くなっていたので、その可能性が高い(奥の方が換気が悪い)。ごめん。

このように設置した。6箱設置しようと思ってたが、土が足りず4箱に。そのためぎちぎちに敷き詰めることになってしまい、増える余地があまりない。まあ後で植え替えればよかろう。

たんに苔を生かすだけなら、土の量はそれほど必要ないと思われる。なにせ歩道のわずかな溝に溜まる土だけで生えていた奴らだ。でもルーペで観察する都合上、できるだけ上まで土があった方がよい。つまり嵩を上げるためだけに土を使っているわけなので、もっと浅い鉢にしないともったいない……のだが、この鉢しか調達できなかったのだ。

土は細かめの赤玉土と種まき・挿し木の土を混ぜた感じにした。赤玉土メインで、挿し木の土は隙間を埋めるためのイメージ。

種類の判断はまた今度やっていく。とはいえ一番上はギンゴケであろう。

二番目は葉っぱが三角形で、重なり合って星型のシルエットに見える。

三番目左側は葉っぱが細く、密に詰まっている。

三番目右側も葉っぱが細いが、一茎一茎の間がやや疎である。

四番目左側は二番目に似ているが、二番目より葉っぱが小さく、星型というより金平糖みたいなシルエット。

四番目右側はチュウゴクネジクチゴケ?

これは三番目と同じかもしれない。

苔日記-近況と盆栽

夏が終わった。もう大丈夫そうなので、きのう日よけを外した。

夏の間、水やりは思いついた時だけ行った。 乾ききった状態があまり続かないようにはしたかった。 およそ2-3日に一回くらいやったか。日中は避けた。

日よけの甲斐あってか、野ざらし土以外はあれ以上茶色くならず、じわりと勢力が増している。

すかすか土は安定感がある。見た目あまり緑が広がってない場所からも小さな葉っぱが生えてきてるのは、興味深い。本体のコロニーでは、緑のドロドロがかなり濃くなるまで葉っぱは生えてこなかった気がする。赤玉土が優秀なのかな。

この夏、赤玉土は他より乾きにくかった感じもある。すかすかじゃなく小粒のにしたら普通にいいのかも。

標準土も頑張っていて、見た目に緑は広がってないが、ちょこちょこと小さい葉っぱが広がりつつある。なぜ飛び地的に生えるのか?面白い。

覆い条件でも同様。

野ざらし土は、表面は駄目だが側面の緑は濃くなっている。這う系の苔が明らかに入っている。でもよく見えないというのが正直なところだ…。

いっぽう、石敷き詰め群はダメダメ。パーライトはほとんど飛ばされ、左上のは苔も飛ばされちゃったっぽい。真ん中下側は何か深緑のドロッとした状態になってしまって、だめそうな感じ。緑色は少し広がっているが、染み出ただけという感じであんまり主体性が見えない。

蒔きゴケにすれば…と前回考えていたが、なんというか、石だとやっぱりきついんじゃなかろうか?すぐ乾いちゃう感じもある。プラのパックでも育てられるというが、それは開始時のコロニーサイズが一定ある=保水性が確保されている場合のことであって。「保水性のある石」といっても、基本的に土の方が保水性あるのでは!?あるいは、根を張る植物の都合なのでは。根で石のかたまりを掴んでる時の話というか。

日なたは日光を浴び続けたはずだ。かなり茶色が広がっているが、緑も残ってはいる。

日陰は何だかよく分からないが、こうして見てみると、黄色い塊のところへ進出しようとしている感じも、なきにしもあらず?

ハマキゴケは調子悪そう。もといたコロニーも勢力が減退した感じがしてた。

本体は盛況。着実に緑が厚くなっている。

これは新キャラ。

盆栽園に見学に行った時にもらってきた、盆栽の苗。左が皐月、右が長寿梅。秋になったら同サイズの鉢に植え替えをするよう教わっている。

こっちは苔よりは繊細で、毎日忘れないように水をやらないと枯れるらしい。一年間維持できたら次のステップへ…という初心者向け課題とのこと。せっかくなので頑張ってみたい。

人肉鍋の夢

9/18の夢

昔住んでいたマンションの居間で、大企業のしゃぶしゃぶパーティーが開かれる。社長秘書は六条ミヤコである(自分の漫画のキャラクター)。お偉方が「なんの肉からいくか?」と問うと、 ミヤコは「やはり人肉から…」と答える。(ミヤコは大筋で、殺人鬼のOLというキャラクター)

私は席にはついておらず、人肉にはありつけなさそうなので、すねていた。そこで母は「アライさんの家に唐揚げを届ける」など数個のミッションを私に提示する。それを行えば肉にありつけるかもしれない、とは別にほのめかしておらず、ただの気休めのような気もする。私は唐揚げの作り方やその他の手順について母に確認し始めるが、そんなことは意味がないかもしれない。

人肉は薄く切ったうえでミルフィーユ状に固められ、ブロック状をなし、鍋の中で煮えつつあった。煮えるまで皆が席を離れていたので、くすねて食べることも可能に見えたが、躊躇った。

弟と、夢と現実が分からなくなる夢

住んだことのない2DKくらいの部屋。暗い朝。弟が病死する。大きな悲しみに動揺する。ここで寝起きしていた母が現れる。巨大な悲しみに空間が動揺する。

私は足腰に力が入らず、上手く歩けない。隣の部屋にGがいる。機嫌が悪そうだ。私は朝食を摂らなければならないが、調理はおろか立ち上がることも難しい。できればGにコンビニなどで買ってきてほしい。チョコ系の菓子パンを含むラインナップで頼みたい。すぐに糖分を摂りたいと思うほど、全身に力が入らない。しかし、窓から階下を見下ろすと、かなりの豪雨の様子である。外は小規模なオフィス街のような、学校の近くのような立地で、通勤通学の人たちが雨を避けて急いでいる。居間には、先週実家から持ってきた衣服の入った段ボール箱が置いてある。

このあたりで、弟の病死は現実ではないと気付く。弟は自死したのだから、けさ病死したはずがない。だからこれは夢である。頻出のパターンだ。しかし、だとすると、先週実家に行ったことも夢なのだろうか。ここに、引き揚げてきた段ボール箱があるのに?私はどこまでが現実で、どこまでが夢かの境界がうまく引けないことに恐怖し、動揺する。

(一回起きる)

病床の弟と、付き添う母。最初と同じ感じの部屋。弟はタブレットで動画を見ている。私が教えた、ラッパーのバチスタに関するもののはずだ。しかし画面を見ると、BANKARAなるラッパーの旅映像(電車に乗っている)が映っている。私が指摘すると、弟は「いや、彼の歌詞の中にバチスタが出てくる」という。つまり二人は友人同士なのだろう。BANKARAは赤い斑点のようなメイクを顔にしていて、母はそれを不気味だという。旅映像は旅番組のようで、同行する他のラッパーが登場する。その髪型は、頭から浮き上がって巨大なカーブを後方に描く派手なもので、新幹線に乗るには適していない。巨大な熊手のように、頭からいくつかの房が立ち上がっている。後ろの座席の客に引っかかりそうである。

私は今朝見た夢について、二人に話すべきかひとしきり迷う。話したいが、弟が死ぬ夢を語るのはげんが悪い。だが、語るべきでもあると感じる。弟は死の床にあることをある程度受け入れてはいる。

弟が、「むかし落ちていた帽子を拾って被らなかったか」と尋ねてくる。私にはそういった体験はない。どうやら、弟にはそれに類する体験があり、それが死病の遠因であるようだ。弟が広げている新聞には、人体にとりつくカビのような病原存在について見開きで書かれている。それが大腸癌を引き起こしたもののようだ。弟は「できるだけ多くのことを後悔したい」という。たぶん主知的な態度なんだろう。

私は 結局、夢について話す。雰囲気はほぐれている。記憶が若干変わっていて、弟の死、母の登場につづいて「中学生くらいの背格好で、ロカビリー的な服装(黒いベスト)の弟」が登場した夢になっている。「ロカビリー的な服装」という言い方について、母は「そう形容すれば、髪型の話ではないことが伝わるわね」と評価する。

私は、先週実家に行ったことは夢なんだろうかと二人に訊く。すると母が、それは現実であるという。祖父母の家に挨拶に行ったではないかという。なるほど、言われてみればそうか。(現実には行っていない。引き揚げてきた段ボール箱もない)

苔日記-日よけを作った

日射しが強くなってきてやばそうなので、カゴと不織布で日よけを作った。風通りを確保しながらほどほどに遮光したい。

日が傾いてくるとちょっと当たっちゃうが、まあよかろう。

様子。すかすか土は厚みが増してきて、安定の感がある。標準土の二人もまあまあ安定はしているのかも?

石敷き詰め勢はあんまり良さそうに見えない。パーライトが風で飛ばされてだいぶ減ってしまっている。パーライトとゼオライトの単体敷き詰めは、緑色がやや広がっているが、白いから見えやすいだけかも。単体敷き詰めの鉢は浅いぶん水が溜まりやすいので、その影響はあるのかも。

カタハマキゴケも茶色っぽくなってきてつらそう。この後日よけの下に移した。わりと手狭なので、日よけもう一個必要そうだ。

敷き詰め石のテストは、やはり蒔きゴケで試すべきだった。9月に入って暑気が退いたら蒔きゴケをしたい。できれば、同じ種類のツチノウエノコゴケを探してきて贅沢に使いたい。パーライトは、やっぱり単体で使うものじゃない感が強いので外す。代わりに赤玉土の細かいやつを試したい。それによって、すかすか土が好調な理由が土にあるのか、すかすかにあるのか、元の塊が大きかったおかげなのかをある程度占いたい。

採集に行くのもその時期がいいだろう。その際の土はまあ、いったん適当にやろう。

あとは、台風が来た時の対策を考えないといけない。三方壁に囲まれたエリアが ベランダにあるので、その角に押しやってダンボールでも被せて、重しを乗せればよかろうとは思うが…。