苔日記-近況と盆栽

夏が終わった。もう大丈夫そうなので、きのう日よけを外した。

夏の間、水やりは思いついた時だけ行った。 乾ききった状態があまり続かないようにはしたかった。 およそ2-3日に一回くらいやったか。日中は避けた。

日よけの甲斐あってか、野ざらし土以外はあれ以上茶色くならず、じわりと勢力が増している。

すかすか土は安定感がある。見た目あまり緑が広がってない場所からも小さな葉っぱが生えてきてるのは、興味深い。本体のコロニーでは、緑のドロドロがかなり濃くなるまで葉っぱは生えてこなかった気がする。赤玉土が優秀なのかな。

この夏、赤玉土は他より乾きにくかった感じもある。すかすかじゃなく小粒のにしたら普通にいいのかも。

標準土も頑張っていて、見た目に緑は広がってないが、ちょこちょこと小さい葉っぱが広がりつつある。なぜ飛び地的に生えるのか?面白い。

覆い条件でも同様。

野ざらし土は、表面は駄目だが側面の緑は濃くなっている。這う系の苔が明らかに入っている。でもよく見えないというのが正直なところだ…。

いっぽう、石敷き詰め群はダメダメ。パーライトはほとんど飛ばされ、左上のは苔も飛ばされちゃったっぽい。真ん中下側は何か深緑のドロッとした状態になってしまって、だめそうな感じ。緑色は少し広がっているが、染み出ただけという感じであんまり主体性が見えない。

蒔きゴケにすれば…と前回考えていたが、なんというか、石だとやっぱりきついんじゃなかろうか?すぐ乾いちゃう感じもある。プラのパックでも育てられるというが、それは開始時のコロニーサイズが一定ある=保水性が確保されている場合のことであって。「保水性のある石」といっても、基本的に土の方が保水性あるのでは!?あるいは、根を張る植物の都合なのでは。根で石のかたまりを掴んでる時の話というか。

日なたは日光を浴び続けたはずだ。かなり茶色が広がっているが、緑も残ってはいる。

日陰は何だかよく分からないが、こうして見てみると、黄色い塊のところへ進出しようとしている感じも、なきにしもあらず?

ハマキゴケは調子悪そう。もといたコロニーも勢力が減退した感じがしてた。

本体は盛況。着実に緑が厚くなっている。

これは新キャラ。

盆栽園に見学に行った時にもらってきた、盆栽の苗。左が皐月、右が長寿梅。秋になったら同サイズの鉢に植え替えをするよう教わっている。

こっちは苔よりは繊細で、毎日忘れないように水をやらないと枯れるらしい。一年間維持できたら次のステップへ…という初心者向け課題とのこと。せっかくなので頑張ってみたい。

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