弟に怒る夢

実家。マンション時代のよう。母が食事を作るのを待っている。もうすぐできそうである。私はポケモンのエロティックな絵をノートに鉛筆で描きながら待っている。エーフィかブラッキーかシャワーズを描いている。弟はゲームボーイでゲームをしている。

私はふと、少し離席した間に、絵に何か手を加えられたことに気付く。ポケモンの顔が鉛筆で真っ黒に塗り潰されている。

私は弟に、お前がやったのかと訊く。弟は肯定する。私は烈火のごとく怒る。私は弟に、「それはどこまで進めたのか」と訊く。ゲームの進行状況を訊いている。弟「ヒマワキ」と答える。最初聞き取れないが、グレン島くらいだっけと思い出す。

私は「君にも選択肢を与えたい。そのデータを今すぐ消して、再度そこまで進めるか、私と殴り合いをするか、選べ」と訊く。私は弟を睨んで拳を握りしめ、殴り合いが選択されたならば血が出るまで殴る気でいる。弟はデータの消去を選択する。私はそれで許してやる。

弟は何も言わず、泣くとかしている。私は憤然として別の絵に手を入れ始める。エーフィの顔を描いている。描きながら、弟がなぜこんなことをしたのか理解しがたい。いたずらというよりはあまりに単なる悪意に思える。前後に脈絡もない。

母はこの間、何か揉めていることには気付いているが、あえて介入はしない。