8地獄界

奇怪な具現、カードリストを睨みながら黒緑型や《成長の季節》ストンピィ型を作ってみたけど、強くならない。
気分を変えたくて、スポイラー出た時からやってみたかった8地獄界を組んでみた。

ら、奇怪な具現よりは強かった。

5分で組んだんだが……。

8地獄

cardimagehell

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地獄界とニクシリスを両方張る。
以上!
という感じのコンセプト。

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ランクルや嵐拳と組み合わせてライフを攻めていく。

何も考えてない感じだけど、これが思ったより爆発力ある。
ニクシリスが思ってたより強い。地獄界が貼ってあると忠誠度能力で4点、次の相手のドローで2点、ランクルが通る状態ならアタック3点+ルーズ1点+ダメージ2点でいきなり12点削ってしまう。ランクルはそうそう通らないとはいえ、「自分で自分を守れるプレインズウォーカーは強い」を感じる。

何より、みんなわりとカードをバンバン引くシナジーを使ってるので、よく刺さるっぽい。

最初は絢爛を使ったビートダウンをベースにしたけど、何回かやって「これはコントロールの動きだ」と分かった。地獄界のダメージは相手のターンなので、《批判家刺殺》や《奈落の落とし仔》も有効でない。地獄界を張るまで時間を稼ぎたいので、《どぶ骨》より《狂月の吸血鬼》のほうがいい。また、ニクシリスが出れば盤面制御できるようなレベルまで相手の展開を抑えることが目標になる。

赤黒である必要もないかもしれない。嵐拳は効き出すまで1ターンかかり、地獄界より先に出してもインパクトが弱いので、必須ではない気がする。

赤黒だと火力除去のおかげでビートダウン相手に強く出れるが、パーミッションには弱い。地獄界が場に出さえすれば強いんだけど、まあ出せない。エンチャントが割れないのもきつくて《荒野の再生》一枚でほぼ詰む。

《嵐の怒り》は効果的だが、赤ダブルシンボルはけっこうきつい。というか、これなら《ケイヤの怒り》でよくね?……と考えそうになるが、白黒にしてもハンデスがなければパーミッションに相性いいわけではない。

《苦悶の悔恨》を積むか、黒緑にして《運命を紡ぐ者》の先出しを目指すか。思ったより色んな型があるかもしれない。



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具現ヤロク

またわけの分からないものを…。

具現

フレンズハンデスはわりといい感じなので、メインデッキにしていくとして、新カードでも何かやりたいので、全く毛色の違うものを作ってみた。

今まで使ってきたデッキは、何というかあまり爆発的なことが起きない。《巨像の槌》がまさにだけど、ああいう単体では機能しないコンボの場合、揃った時に爆発的なことが起きないと駄目なようだ。足し算でなく掛け算的な事象が起こるやつ。

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そこでヤロク。クリーチャーだけでなくパーマネント全般のETBが2倍になる。これはいかにも爆発的だろう。

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それをこれで出す。デッキはETB持ちで固めて爆発的にアドを得る。ヤロクにせよ具現にせよ除去されたらそれまでだが、それについては後で考える。

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起点になるエンチャントはこのあたり。色々探したけど、結局、場に出た時にひと仕事するエンチャントじゃないと駄目そうだ。

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これは接死持ちと組み合わせたら渋いんじゃないかと思ったけど、いったんおいておく。《狂気の一咬み》より良いと思う理由は、具現の種になるのとETBなこと。ヤロクも接死持ってて、ヤロク下では1対2交換できる。後で試したい。

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これなんか生け贄のためにあるやつやろ。具現を引けない時のためにドローは必要そうだし。

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これは雑に強い。種エンチャントになるけど、もったいなくて生け贄にできないパターンが多い。

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4マナのクリーチャー・エンチャントを挟めば、2マナから始めてヤロクまで繋げることができる。とはいえ、それだけを狙うのは得じゃない感じがある。
基本はETB持ちを具現でどんどん呼んでくることで、ヤロクは余裕があったら2枚目の具現などから出す。

あとは色々ぶち込んでガバチョガバチョや。

……でやってみたら……

スクリーンショット (308)

ひとまず異常なことにはなるが、決め手に欠ける。

これは互いに面白くなってしまってライブラリーを引き切った回。負けた。


 
場にあるエンチャント+1コストのものしか持ってこれないので、6マナ7マナを持ってこようとすると、重いエンチャントを入れないといけない。それで現状、具現で呼んでこれるのは3~4マナ帯のクリーチャーが中心になる。

3~4マナでも自由に持ってこれたら強いんじゃないかと思ったけど、それだけでゲームを決めるのは難しいようだ。ヤロクがあっても。

また、《狩猟の神のお告げ》や《発現する浅瀬》で土地はばんばん増えるが、マナの使い道がない。

だからといって、手出しする想定で重いカードを入れるとコンセプトがぶれる。ライブラリーから出せるのが具現の売りなわけだから。手から出すならシミックランプに及ぶものではないだろう。

ヤロク下では《大食のハイドラ》なんかが強力なはずだが、Xコストは具現と噛み合わない。《ハイドロイド混成体》もXコストの上、ETBじゃないのでヤロクは効かない。

そして回避能力持ちがいなくて、いくら場に並んでもフィニッシュに繋がらない。


 
どうするか。

手出しのフィニッシャーやXコスト呪文を盛り込むよりは、マナ加速に関する方針を見直すべきではないか。

やはり具現の強みは中コスト域にありそうだ。大コスト域で使うのはいかにも効率が悪い。+1大きいコストのカードを呼べるというのは、コスト踏み倒しよりはコスト軽減に近い効果だと感じる。土地4~5枚のタイミングで使えるコスト軽減プラス、好きなのを持ってこれるのを生かした臨機応変な動き。そして、ドローを稼ぐというよりクリーチャー戦を制することを考えた方がよさそう。

そういうイメージで、他の色も考えつつ改良したい。



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MTG日記

フレンズハンデスの使用感。

2《ケイヤ式幽体化》
1《肉儀場の叫び》

を抜いて

2《真夜中の死神》
1《沼》

を入れた。あと白黒の門4積みにした。
土地が足りないことが多いので25枚に。

《真夜中の死神》は無いよりはいい感じだが、除去を呼ぶので活躍は目立たない。タイミングが任意でないのでダメージも結構怖い。他に相性のいいドローソースがあれば他も試したいところ。

フリー対戦だとハンデスだと分かった瞬間投了されることがあるので、あまりやってなかったランク戦で使っている。

あまりやってないのでまだブロンズ3だったが、シルバー1まで上がった。ブロンズではわりと勝ててたが、シルバーに入ったらちょっときつくなってきた。

青緑パーミッションに結構当たるが、そこまで強く出れない。《泥棒ネズミ》ですら打ち消さないといけない(打ち消した方がまし)んだから、相手は辛いはずだが、こっちはクリーチャーパワーが低く攻めきれず、結局は遅い展開になる。ターンエンド時出てきた《夜群れの伏兵》なんかに対し、あえて相手ターン中に除去を打ち、それを打ち消させて隙を作る、とかになる。相手が通したくないのはランクル、熾天使、プレインズウォーカーあたり。全体除去のある色なら《真夜中の死神》もマストカウンターになるはず。

安直に《思考のひずみ》とか1枚差したくなってしまうが、リリアナを2枚にするほうが汎用的かも。結局、手札0・場を一掃してからのリリアナ着地が最もぶん周りの勝ち筋に思える。

《ケイヤの怒り》もやはりもう一枚は必要。《肉儀場の叫び》はいらない。

クリーチャーが弱いのでプレインズウォーカーに弱い。赤のフレンズデッキにぼこぼこにされた。《食らいつくし》に期待?しかし、わりと本質的に苦手な気がする。フレンズの気配を感じたら、相手クリーチャーが脅威に見えなくても除去しておく、あるいは手持ちが《ケイヤの誓い》ならそれはとっておく、あたりは意識するか。

《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》は赤単と猫かまどにはそれなりに強い。しかし3枚入れると、それ以外の相手には多すぎるのが悩ましい。生贄除去も猫かまどに効く。《波乱の悪魔》が出てしまうとつらいが、全体的には相性いいはず。

《願い爪のタリスマン》実は有効ではないかとちょっと思っている。こっちは除去が濃いので、相手のサーチに対する対応手段を3回目で引いてこれる、というのが理由。今引き勝負で来ても面白くない?こういうちょっと向こう見ずなカードが好き。メタに詳しくないと痛い目見そうだけど。

フレンズハンデス2

フレンズ2

《ガラスの柩》を抜いて《ケイヤ式幽体化》を減らした。
代わりに《秤の熾天使》と《オルゾフの処罰者》をイン。

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死後持ち生物を入れただけで、プレインズウォーカーやランクルの運用がだいぶラクになった。死後ってこうやって使うものだったんだ。

プレイング難しいけど、楽しい。

本質的な問題としては「今引き勝負に持ち込みがちなんだけど、今引きには弱い」というのがある。ハンデスが腐るし、ドローソースがないからだ。ダブリエルを複数は置けないから、今引き状態で数ターンもたせれば勝てるというものでもない。

いまいち弱いケイヤを抜いて《真夜中の死神》を入れた方が統一感が出るのかもしれない。いや、その前に《予言された壊滅》から抜くかな。ランクルと機能が被ってるし、死後で出てきたトークンは弾にならないし、相手手札0になってたりして最終アドがいまいちだ。ケイヤの進退についてはテーロスが始まってから。

《ケイヤ式幽体化》も要るか要らないか微妙…。

《オルゾフの処罰者》につくと実際かなり場をもたせるんだけど、やってることは《オルゾフの処罰者》を二枚出したのと変わらない。ので、もっとETBで爆アドが出るやつじゃないとだめな気がする。

ダブリエルはわりと手札に溜まるから、再利用する必要がない。または、すぐ殺される状況で再利用しても意味がない。ケイヤも再利用に合わない。

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《魅力的な王子》でブリンクすることには関心があるが、その場合《オルゾフの処罰者》ではなく《悲哀の徘徊者》にする必要がある。
でも、そこまでするほど強くないかな。2/2が出る代わりにチャンプブロックでの発動ができないわけだから…。

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《無効皮のフェロックス》にはすでに遭遇したが、これは意外と何とかなる。と考えるしかない。全体除去やランクル、《予言された壊滅》、能力を失わせての《壮大な破滅》と対抗手段はある。
厳しいのは間違いないが。
遭遇したゲームでは負けたが。

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追放ハンデスにこだわるなら、ネズミでなくこういうのを使う可能性もあるかもしれない。でもやっぱ、赤の1/1ウィニーなんかに対する場合、クリーチャーが出る/出ないはすごく大きいんだよな。

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そういう意味では、クリーチャー対策とハンデスを内蔵しているこいつは、意外とネズミに似た使用感なのかもしれない。3マナ、後攻では遅い気もするけど、後出しするカードだから別にいいか。するとやっぱネズミとは違うか。クリーチャー落とせないのは辛いか。使ってみないと何ともだ。

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あとは、除去に何を使うべきか。
《食らいつくし》は使いたい。追放除去だし、プレインズウォーカー除去が今ないから。

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《屈辱》は何でも除去できるような気持ちになってしまうが、なんというか使うと、普通だ……。書いてある以上のことが起きない。当たり前だが。

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《壮大な破滅》は思いの他いい。追放なのがいい。ソーサリーなのを忘れてて一回やられたが、もう覚えた。

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《壮大な破滅》がいけるなら《灯の儘滅》も……と思ったが、こいつは使いにくい。よく見る置物は2~3マナのものが多いし、相手がコスト4払う時にはこっちも4マナの除去が打てるようになってくる。

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《ケイヤの怒り》には頼りきりと言ってもいい。2枚持ってたので2枚入っているが、もう一枚くらいは追加すべきか?

しかし色拘束にはけっこうやられる。ヤロクの色拘束にも一回やられたので、ショックランド欲しい。1ターン目どうせ動けないから門も入れるか。

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一方《肉儀場の叫び》は思ったほどよくない。出てきて3/3になった《アジャニの群れ仲間》や《僻境生まれの保護者》が残ってしまうので、構えて引き付ける動きができない。


総合すると

2《ケイヤ式幽体化》
2《肉儀場の叫び》
2《予言された壊滅》

を抜いて、浮いた6枚に

1《ケイヤの怒り》または《屈辱》
2《食らいつくし》
3《真夜中の死神》

といったところか。
 
 
また、

4《泥棒ネズミ》
1《秤の熾天使》

の代わりに

3《エルズペスの悪夢》または《苦悶の悔恨》
2《オルゾフの処罰者》

のチューンもやってみたい。
ただし《秤の熾天使》を外すのは《真夜中の死神》が入ってから。

テーロスが始まって、ワイルドカードが入ったらやってみる。



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フレンズハンデス

また変なのを作った。

メガハンデスやりたくて、《はぐれ影魔道士、ダブリエル》をいちど使ってみたかった。けど、たぶん弱いし、テーロスが始まったらエンチャント割れないコントロールは何かと厳しそう…。ハンデスは脱出に超弱いし。

白黒にすればどうなるかな?と思って調べてみるも、なんかあんまり「これ一枚で超強い」ってカードがない。《ケイヤの怒り》の存在は大きいが。白黒よわくない?

プレインズウォーカーもなんかよわい。《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》、なんだこの人は。追放したカードの枚数分ドレイン?弱そうだ……。

でも、ケイヤで追放したカードじゃなくてもいいんだ。なら、追放除去って結構あるし《ヤロクの沼潜み》も追放ハンデスだ。

そして、テーロスが始まったら追放除去を使いたい場面が多いはず。墓地除去も。というか、相手が脱出で追放したカードも数えるはずだから、テーロス環境だったらもしかして強くない?追放スペルで1~2枚、ケイヤの忠誠値溜めで4枚、あと相手が脱出で何枚か追放してくれたら、10点くらいは期待できる。いくぶん夢はあるかも?

フレンズ

ということで、オルゾフカラーのハンデスを組んだ。

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まず私はランクルがめっちゃ好き。黒の飛行・速攻ってたまらん。能力も《陰謀団の先手、ブレイズ》や《小悪疫》のグレードアップ版みたいでたまらん。

ハンデスデッキとは何かと相性いい。ハンデス能力を持ってるし、生け贄能力も使用済みの《ヤロクの沼潜み》の用途にぴったりだ。ドロー能力は、ハンデスには合わないかと思いきや、ハンデスが手で腐ってる時なんかに普通に引かせてよい。

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そしてダブリエル。渋くて好き、

しかし使ってみると、2枚同時に出せないのが《拷問台》的なものと比べて厳しい。3ターン目に出すとすぐ死んでしまうので、相手の手札が1に近付いてから出した方がよい。が、タイミングを待ってるうちに相手の札が0になっちゃうことがわりとある。そうなると忠誠度能力は腐ってしまう。

このへんはプレイングの問題かもしれない。また、相手の手札が少ない時にこいつが立っていたら、相手は手札を貯めこまないだろう。そういう作用も見ていかないといけないかも。

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ダブリエルと一緒に並べたいのはこれ。ヤロクやネズミにチャンプブロックさせながら2点ずつ吸える。この時にようやく《拷問台》っぽくなる。

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一方、これは強いのかまだよく分からない……。

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2枚持ってたのでこれも入れてみたが、プレイング難しい。クリーチャーが薄すぎてちょっとつらい。クリーチャーが薄いのはプレインズウォーカーを運用する上でもつらい。

クリーチャーを追加するなら、少しサイズのあるもの、死後持ち、ドローソース持ちが候補になる。

死後持ちはランクルとの相性がいい。《オルゾフの処罰者》みたいな接死持ちがよさそうだが、サイズがないのは不安ではある。テーロス始まったら《悲哀の徘徊者》は試してみたい。ETBでトークンを出せるし生け贄にした後も脱出で戻れるから、死後と似た動きができる。

ドローソース持ちというのは《真夜中の死神》のようなやつ。これもランクルとの相性がいい。

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思い付き検証枠。こういうのって強くないイメージあるけど、これはプレインズウォーカーにも使えて、追放除去にも発動する。ヤロクに貼ればとりあえず損はしないし、ダブリエルの忠誠度能力を使い切ることも可能。死後持ちに付けても鬱陶しいだろう。

でもダブリエルを使わなくても相手手札わりと0になるし、単体で機能するクリーチャーに変えた方がいいかもしれない。

結局ダブリエルを守らないといけないから、《秤の熾天使》みたいなのが必要なのかも。それでもタフネス3だけど……。白黒ってクリーチャーが弱いんだな。


何回かやってみると、プレイングミスがかなり出る。癖が強くて面白い。プレインズウォーカーや《予言された壊滅》を出すタイミングが難しい。
 
 
他のマイデッキはどうなっているか。まず《巨像の槌》はちょっと諦めた…。エムリーも、テーロスでもあまりいいアーティファクトが出なかったから、いったんおいておく。デイリーでは使うが。

他のデッキ案としては、《地獄界の夢》と《憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス》で「8地獄界」はやってみたい。これとランクルを合わせたら強烈にならないか。ラクドスミッドレンジのパーツを使えるので、アンコンモン8枚と《嵐拳の聖戦士》4枚あれば最低限組めそうでもある。

あと《死の飢えのタイタン、クロクサ》はハンデスデッキの打点にめっちゃよさそうで、赤黒ハンデスも考えたんだけど、赤赤黒黒に墓地5枚が意外ときついかもしれなくて、保留。これのために赤を増やしていくと、けっきょくダブリエルがいらないことになりそう。

それに赤黒では、脱出にも対応できないしエンチャントも触れない。そういう意味では、ケイヤの方が新環境に参加できそうではある。



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蘇生した弟の夢

ドント・ブリーズのようなホラー映画を見ている。真っ暗な屋内。木造の家。闇の中で殺人鬼が襲ってくる。殺人鬼は机を投げて道を塞ぐなどする。階段を駆け下りて逃げる。階段は、立体的な透視図のように表現され、カメラが下に降りていく。

一階は納屋かガレージのようになっており、主人公たちはそこで追い詰められる。しかし女性の一人が「ここまで辿り着けばこれがある」と言って、壁から伸びているチューブを咥える。それは吹き矢のような道具であり、火花が真っ直ぐ飛んで、殺人鬼の額に命中する。火花は背後の覗き窓から外にまで出て、辺り一帯を炎上させる。殺人鬼は無傷であったが、騒ぎにより警察が駆け付けることは間違いない。

殺人鬼は警察に逮捕されていく。主人公たちの勝利だ。しかし、実は殺人鬼は人知れず悪に抵抗しているヴィジランテであり、実はこちらの方が主人公だったのかもしれない。殺人鬼の腕は怪我の出血で赤く染まっている。殺人鬼の息子が、彼に付き添ってパトカーに歩いていく。ここまでは前ふりで、ここからがこの映画なのだ…。

大学のキャンパスのような場所で、いかにもホラー映画で死にそうな若者集団が歩いている。それとは別に、ナードっぽい雰囲気のある、陰のある若者が登場する。前者が後者に声を掛ける。

以上のような映画を、野外の広場で見ている。そこはテーマパークと公園の中間くらいの場所であり、パイプ椅子やベンチ程度の椅子が並べられ、人々が映画を見ている。

電車の中で歌い歩く、ミュージカルのような場面もある。「DIOの言うことならなんでも聞いちゃう奴、DIOに首ったけの奴」のような歌詞。ここでいうDIOはジョジョの方ではなく、ミュージシャンの方のDIOなのであろう。スーパーのシーンも出てくる。「すっぱい」に引っかけたネーミングの看板。

字幕が前の人に隠れて見えないので、立って移動したりする。後ろの人の視線を塞がないか気にする。やがて弟の左側の席が空いたので、そこに座る。

弟は死んだが、死体を蘇生する技術によって今ここにいるのだ。こうしたことが可能なのであってみれば、いったん死んだからといって何の不具合があるだろう。何を嘆いていたのか、とくに不具合が思いつかない。

洋画の後には仮面ライダー映画をやっている。主人公が下宿を勢いよく出て行く。下宿の看板には「すーぱー荘」と書かれている。観客は先程の「すっぱい」との関連に思い至り、反応する。私は「みんな細部に注目しているな」と言う。そのカットはサブカル色のある街角でロケされており、機関車トーマスの首が付いているような標識や、遊び心のある看板がそこらに見える。

歯がどんどん抜ける夢

1月8日の夢

弟とふざけ合う。母に早く起きなさいと言われる。敷布団にかけてあるシーツの水色の縞模様が、強烈にうごめいて感じられる。強烈な眩暈で立つことができない。

歯が抜ける。指で取り出して机に置く。抜けた歯は粉砕しており、破片が沢山出てくる。その後も、砕けた歯が口からどんどん出てくる。紅生姜のようなピンク色に染まったものや、真っ赤になったものもある。それらを机に並べる。

そこはかつての秋田の実家の居間のような場所と机である。実際よりも一回り大きく、また他の部屋より一段沈んだ空間になっている。

歯を並べているうちに、この感覚はどう考えても現実であるが、もしかしたら夢かもしれない、と思う。抜けた歯をとっておきたいのに、夢だったら勿体ない、と思う。それぞれの歯には小さなシールやカードが付属しており、それらは艦これの絵や、昔どこかでみたような絵、ポケモンの下敷きの一部分、サイボーグのサイ子ちゃんなどである。破片はまだ出てくる。抜けた奥歯には、根っこの方に繰りぬかれたような円い穴が空いているものもある。

別の画面に動いてから再び居間に戻ると、そこは初代ポケモンのゲームボーイ画面である。これはバグ技だったのだ、とオーキド博士が明かす。やはりそうだったのか。博士が続いて実演してみせると、戦闘画面がバグる。

場面が変わり、歯の破片を取りながら外を歩いている。スーツを着ている。ビルの中に入る。営業か何かの用事があるらしい。建物内の立体駐車場を歩く。前を二人の婦人が歩いている。警備員に咎められたりしないか、心配になる。最終的に一階に移動し、前職の上司と合流する。その間、抜けた歯を荷物置き場のような台に置いておく。ホテルの部屋のキーのようなものも持っており、それも一緒に置く。

赤黒モヒカンの夢

ゲーセンか自習室の一日入場券として、緑に塗られたコインをもらう。

架空の実家。弟がチョコバーを配っている。色とりどりのメタリックカラーの包装紙に包まれたやつ。昨日のコインも混じっている感じだ。Eが遊びに来る。Eと弟は馴れ馴れしくやり取りして、チョコをやり取りする。

アニメの第一話。カムヤライドの怪人に襲われる少年カミムラは、窮地を助けてもらい、事情を説明する。しかし、みんなは職員室でポテチなどを食べていて、聞いていない。キルラキルのノリ。少年を助けた組織は軍産複合体の陰謀団モナークで、彼らはカムヤライドを追ってはいるが、必ずしも人類の味方ではない。

ルイズ編集長(外見は自分の短編に出てくるアンデッド少女、性格は魔女王の娘ルイズ)に連れられて、出版社のオフィスに敷かれた布団でいちゃつく。それは私の中のエヴァンゲリオン的なシンクロを引き出すためであり、それによって私の視界は、二つにぶれていた状態から一つに重なってモザイク状の視界となる。編集長の太ももに腹を挟まれており、じんわりと重たく、痛い。そのことを訴えると、編集長は楽しそうである。周りは写真を撮ったりして見ている。

いとこが実家に来ている。マンション時代の実家である。私は寝坊した。起きると雰囲気が慌ただしい。エミリーなる少女が見えなくなった、などと聞こえる。それを探しに出たのか、家の中には祖母だけが残っている。下の駐車場には、MTGでいうと赤黒っぽいモヒカンが大挙しており、今しも攻め込まんとしている。モヒカンは入り口側の廊下にも既に走っており、このマンションは孤立したのかもしれない。ベランダで、モヒカンの少年あるいは博士あるいは少年博士と、阿笠博士が話している。モヒカンの博士は敵ではないらしいが、虫の息である。阿笠博士は「遺体をミイラ化しなくていいのか?」などと訊くが、モヒカンの博士はいらないと言う。やがてモヒカンの博士は、暗号によってロックのかかった小瓶を我々に託して息絶える。その瓶こそが敵の狙いなのかもしれない。博士の死体は既に乾燥して角ばっている。

家の中に敵モヒカンが入ってくる。瓶は奪われたのかもしれない。その中身は紫色の粉末であり、それが体内に入ると自我が崩壊して不死身になるらしい。敵モヒカンは既に粉末に支配されており、謝りながら粉末を飲ませようとしてくる。「すまない、死だけは免れるから…」などと言っている。

タタミとヴィトゲンシュタインの夢

90年代とかのドキュメンタリー。ウルトラセブンと当代人気のテレビまんがが一堂に会するような、節操のないコラボレーションの誇りを逆に知れ、という旋風が業界をめぐる。それによって絵柄の流行が起こる。研究された漫画の中に、りぼん掲載分ではない昔のあさりちゃんが含まれている。(現実のあさりちゃんはりぼん掲載ではない)

タタミが屁に火をつける場面。昔のあさりちゃんだから掲載可能なコードが違うな、と思う。タタミが美少年の股間に頭をぶつける場面もある。どういう理由でか、必然性があって、タタミはそういう発想に至ったらしい。一般的には下品な行いだが、大義があってしているようだ。

しかし、少年時代のヴィトゲンシュタインは下品であるといってこれを拒む。ヴィトゲンシュタインは、「どろろんぱっ!」に出てきたヴァン・ヘルシングのような造形の、黒髪くせ毛の生意気な美少年である。タタミは赤面しつつも激高し、その場の思い付きを並べ立てて、正当性を主張しようとする。最終的に「大人の女には明かせない秘密があるのよ!」とかなんとか言ってごまかす。

この出来事は若きヴィトゲンシュタインの心にインパクトを残す。やがて成長した彼は、占術によってあの時の少女の正体を突き止めようとする。しかしタタミはタイムスリップで来ていたので、本人の所在は突き止めることができない。

最終的にヴィトゲンシュタインはある種の悟りを得、あの少年の日に見たタタミが美しかったことから、「女は思い出の中が一番だ」というような皮肉めいた名言を残す。この言葉は一般に知られているのと違う実情に基づいていた、というオチ。(現実にはそんな名言はないと思う)

その日を境に、ヴィトゲンシュタインは幼い日からの心残りがなくなり、雰囲気の刺々しさが和らぐ。友人に「何かあったのか」と言われるほどである。彼が偉大な仕事をなしとげる準備が整ったのである。彼はこれまで神学の教師を激しく論破したりして過ごしており、その能力もあったが、もはやそのような闘争に明け暮れることはやめ、馬に乗って旅に出る……。

ジョーが死んだしるしの夢

酒場のカウンター。バーテンの位置にいるジョーが、その場にいる二人に、自分が死んだ場合に起こるしるしについて話す。ジョーは主人公の手を取り、自分のシャツの胸ポケットに当てながら語る。そのポケットにはパッドのようなものが入っており、そういうデザインの服である。みな西部劇のガンマンのようである。主人公は新入りのチンピラである。その後、ジョーが言ったとおりのしるしが起こる。しるしによってジョーの死を知るものは、あの場の二人の他にいない。知ってしまった以上、主人公は名誉にかけて、ジョーの死のいきさつを突き止めなければならない。

別の場面。ハードボイルドな主人公は、陰謀家の妻に反目される。主人公の長年の親友は、妻に惚れているか忠義を抱いており、覚悟をもって主人公に敵対する。親友は「すごく速く動く」というだけの能力を極限まで活かし、主人公を殺害したかに見える。しかし主人公は「透明になれる」というだけの能力を極限まで活かすことで、妻と親友を欺き、これらを殺害する。そこは小さな惑星の野原のような、決闘のための場所である。

親友の亡霊のようなものが、「近代性を取り入れなければ、こんな場当たりなだけの小説はすぐに行き詰るぞ」と警告してくる。私はうるせえなと思いながら、雑然とした広いトイレで用を足す。