殺人ワラビーの夢

自室。母と弟が掃除をしている。弟が掃除機で漫画の写植を吹っ飛ばしたので「バカじゃないの」となじる。落ち着けなく、トイレ掃除がまだのようなので、どうせなら僕も掃除をしようと思う。

東京の寮(現実にはない)で同僚と飲む。その写真、あるいは同僚だけで飲んでいる写真が後でスマホに送られてくる。

大学のような場所。Bが知らない女性と争い、何か条件を引き出そうとして食い下がっている。Bは「死の間際の失禁で、自分の財産の在り処を示すこともできる」という。女性はBに呆れているようだが、自分のメンターである占い師を紹介することにする。女性はBに「過去と向き合え、過去に何かあっただろう」と説教する。Bは弟にいじめられていたことがあるといい、占い師の小屋に入っていく。僕はそれを遠巻きに眺めていたが、Bが小屋に入ってしまったので、そこで立ち去る。

僕は図書館に歩いて行く。入り口付近のスペースに数人の人が座っていて、その中にMがいる。僕は気付かないふりをする。図書スペースに入る寸前、やはり図書館に用事はないと思い直し、踵を返して出ていく。

旅行をしているのか、バスの乗り継ぎをしたりする。

駅前エリアのような歩道橋の上にいる。橋の端っこに行くと、眼下にシャッターだらけの区画が目に入る。そこは一見壁に囲まれたかのようなさびれた区画で、開いている店は最後の1つだった。そこに猫が何匹も集まってきて、会議が始まろうとしている。

よく見ると、猫は体躯が通常より大きい。目の錯覚かもしれない。同行している友人(定かでない)に「でかくね?」と声をかける。すると、その区画にケンタウロスが登場する。上半身は人間の女性、下半身は明るい茶色の馬である。後ろ姿で顔は見えない。驚愕していると熊のような動物も出てくる。それはアリクイのような長く鋭い爪を持ち、体は大きく走りが早く、性質はおそらく獰猛である。

僕は「ワラビーだ!」と叫んで逃げ出す。同行者たちも走り出す。その中にはNやOがいる。知らない女性が僕の鞄を持ってくれる。Oの走るスピードが遅いことが予想されるので、僕はその後ろに回ってOが遅れないようにしようとする。階段を降り、駅の反対側に行こうとする。慌ててショートカットをしようとしたりすると、かえって柵に引っかかったり怪我をしたりするかもしれないので、「慌てずまっすぐ行こう」と皆に声かけする。

駅前のバス停エリアに出る。乗りたかったバスが出ていくところのようだ。僕はそれに気づかず道を渡ろうとして、同行者に「間に合わないよ」と止められる。鞄を持ってくれた女性に礼を言う。とにかくここから離れたいので、タクシーに乗って次の停留所まで行くことを一行に提案する。

コメント

  1. totsukakodama

    「高所から見下ろすと見慣れない光景が見え、そこから危険な存在が上に上がってくる」という構造は前日の「豊臣秀頼の歌の夢」と共通する。(ただしワラビーが実際に上に上がってくる映像はなし。農夫もなし。友人数人と一緒にいるところは共通)

    下の方にいる存在は

    猫→猫の社会→非現実的な猫→ケンタウロス→危険なワラビー

    という順で変容する。そういう類型のように感じられる。

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