見積もりの夢

実家にいる。祖母に関して、Cからもらった見積もりを弟から見せてもらう。それは総額二千万といくらかの見積もりで、介護施設への送迎などの他、「mixiの日記を適度に削除して、沖縄っぽい雰囲気を無くす」「ユーザーから希望があったのでBGMを何とか風に編曲する」など、必要性の疑われる項目も含まれている。PCの知識が一定あれば、mixiは自分で編集すればいいし、ユーザーからmixiに寄せられた感想にすべて対応する必要はない。

だが、PC作業を自分がやるのかというと、やらないから外注することになったわけだし、Cにしてみれば、本業でないことはそもそもやりたくないだろうし、一括の見積もりだから、帳尻を合わせるためにそれらの項目が入っていることも考えられる。どうしたものかと思う。見積書は、父が着ているセーターのボーダーライン柄(紺と深緑)にモールス信号の要領で書き込まれており、僕はその服を掴みながら頭をひねっている。

人がプレイするゾンビゲームの画面を見ている。

大学のような場所。僕を後援してくれていた現実にはいない人物が、貴族の座を継ぐことになったらしい。彼は平安貴族と西欧風ファンタジーの合いの子みたいな服を着てキャンパスを歩いている。こちらには気付かない。

帰り道。Cがこちらに気付いていない状態で、「Aに会う」と言っているのがこちらに聞こえる。「ナルミ会」なる会を通して会うことになるだろうとのことである。自分を介してくれればいいのにと思う。

家に帰ればいいものを、うろついて喫茶店かどこかで作業をしようとしている。行き当たりばったりに路地をあるいていると、魚屋のバックヤードのようなところに入り込んでしまう。そこから表通りが見えるが、ガスボンベや箱に阻まれて通り抜けることはできない。店のおばちゃんが笑って「あんた、通れないよ」と言う。「そうですね」と言って少し引き返し、裏口から出る。その時、髪が少しほどけたので、外に出てから結び直そうとする。

そこに村人が集まりつつあり、「国語教育の必要性について」というようなことを話し合っている。「必要ない」という意見が多いようで、僕は反発したくなるが、口を出す立場でもない。なぜか髪がなかなか結べず、そこから動かない。

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