皆既日食の夢

夜。合宿場。自分はヒロアカのデクになっている。オールマイトが寝ずの番をしている。明日はヴィランとの開戦である。私は雑魚寝の布団から立ち上がり、一人でトイレに行く。空は青黒く、細い三日月が雲でぼやけながら、時々覗く。

ふと気付くが、月と違う方向に、90度違う方向にも空に光がある。そちらも細いクリーム色の光に見える。月が二つある?確認しようとすると、その瞬間、ガス台の火が点くように、皆既日食の形に光が燃え上がる。青い空に青白い光。皆既日食だ、と驚く。火は円を一周するとすぐに弱くなり、二三回明滅する。これはひどく重要な事象である。「今がその時なのだ」と思う。

その時背後から、細長い獣を連れた敵が現れる。獣はワームのように細長く、毛皮がふさふさしている。私は慌てて逃げ、手すりから階下に飛び降りる。三階~五階くらいの高さであるが、ヒーローなので着地の心配はしない。演出がスローモーションになる。

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