脳こぼれパンチの夢

修学旅行か何かでホテルのロビーのようなところに来ている。ホテルというにはやや無機質で学校っぽい空間か。天井が高くガラス張りになっていて、空港っぽい。

集合の時に自分だけ着替え損ね、パジャマのまま訓練が始まってしまう。それは軍事的な訓練だが、初等であるため、心得や座学のような雰囲気が強い。生徒はジャージで三角座りで並ばされる。教官は必ずしも厳しくなく、バランスの取れた感じである。自分だけパジャマを着ているのが気になり、ロッカーの上に乗っている服をパッと取ろうとするが上手くいかない。

上空を正体の分からない飛行機が通り過ぎる。それは敵の軍用機かもしれない。徴兵が始まったのだという実感が少し出てくる。厳しい女教官が「ヌンの子ヨシュア」がどうのこうのと檄を飛ばす。

何事かが起こり、教官たちが自分たちの軍用機を出動させるため、一時的に場を離れる。その隙に着替えようとロッカーのところへ走る。タンスを開けるとカジュアルな服が多くて、着替えてもあまり似つかわしくないことに気付く。探しているうちに青いジャージを見つけるが、その時、横で格闘訓練が始まってしまう。教官がもう戻ってきたのだ。

教官は脳こぼれパンチについて説明する。それは手に嵌めるガジェットで、これで相手を殴ると自分の脳がこぼれ落ち、敵の頭蓋に侵入して乗っ取ってしまうことが出来るのだという。したがってこのガジェットを用いる敵と戦うときは、パンチを頭部に受けてはならない。そのことを踏まえ、教官は手に模擬ガジェットを嵌め、クラスメイトと格闘訓練を始める。
 
 
 
坂を上っていく主観映像。視点の高さはバスの後部座席くらい。それは軍事基地への坂を車両で上っていく映像であり、軍事ものの映画でお決まりということになっている表現だ(夢中の設定)。刑事ものにおける「警視庁」映像のようなものだ。しかしその坂は、以前住んでいたことのある場所(現実にはない)の近所であるため、映像を見ていても緊迫感がない。横で同じ映画を見ているGに「緊迫感がないね」と言う。

徒歩で坂の続きを上がっていく。避難である。道は山間の住宅街の裏道という風情になり、廃線になった線路を通っていく。小さなお年寄りが大きな白い荷物を持って苦労している。「手を取ってあげるべきか?」とGに言うが、それで助けになるかわからないので、結局何もしない。さらに上がると、踏みしめる道には金網のようなものが埋まっている。側溝の蓋に使われるような分厚い金網である。

避難所にたどり着く。fallout4の冒頭、vault前の雰囲気を思わせる。近所の人たちが集まり、列を作って避難所に入っていく。ここで親族や家族と合流する。父がいる。父の兄弟は軍事閣僚であり、この場にはいないらしい。もう一人の父の兄弟は、その地域の一族の若旦那であり、復興のために力を尽くしていたような人物だった。それも避難のため一時中断しなければならない。(現実には父に兄弟はいない)

山頂の避難所はもとホテルらしい。テニスコートのように、野外と屋内の境目がない空間である。お菓子がそこらに沢山落ちている。そのホテルはもともとお菓子屋だったらしい。母がチョコレートを拾っている。ポッキーが沢山ある。「父母と同時に死ぬことになるなら気は楽だ(後に残す者がないから)」と思う。

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