男の声、東南アジアの文物の夢

おそらくは実家の部屋(ただし実在しない)で過ごしている。もうすぐ出かけるところ。

何か寿司の漫画(夢中では「すしの平次」と認識している)とキヨハラくんとナニワ金融道と男塾を混ぜた漫画を読んでいる。それを渡される時、知らない男に「それを読んでいると『男の声』が聞こえてくる。比喩じゃなく耳に聞こえてくる」と言われており、読んでいると実際、終盤に「わっせ、わっせ」のような幻聴が聞こえ始める。耳鳴りのような、疲れている時に聞こえる音。

ラストは、ナニワ金融道の絵柄で三世代の家族が次々にベッドインする。祖父世代は祖母が「NG」と言って断られてしまう。そこで場面が変わり、冒頭に出てきた若い女性が黒人男性とホテルにいる絵が描かれて、それが天丼のオチになる。

面白かったので、部屋にいる知らない男(さっきのとは別人?)にも読んでみるように勧めると、男はこれから用事があるようで、辞退して出ていく。

テレビがつく。オダギリジョーのような男が作務衣姿で帰宅する。格式ある和風の家で、妻は玄関に正座して出迎える。妻はわくわくしながらお土産を期待し、「その包みは?」と訊く。しかし男が持っているのはいつもの砥石と自分用の醤油であり、お土産はない(碁盤も持っているように思われる)。妻は大きなおにぎりを差し出す。

そのおにぎりを夕食のプレートに載せ、男は醤油をたっぷりとかける。しかし掛け過ぎたようで、しょっぱさを堪えながら食べている。彼こそが公安の仮面ライダーであり、これから東南アジアの文化財をモチーフにした敵ライダーとの戦いに巻き込まれていく。OPが始まる。

OPでは、アマゾンズのような、タイバニをライダー化したようなライダーが登場する。隣で見ていた父がその名前を指摘する。僕は「知っているんだ」と意外に思う。母も一緒に見ている。(二人とも現実にはそういうものは見ない)

敵ライダーのモチーフとして、見たことのない東南アジアの文物が現れる。それは円筒形の素焼きの壺を壁一面に積んだような格好で、一つ一つの壺に西洋風の技法で絵が描かれている。その色は鮮やかで、特に水色と黄緑が印象に残る。題材はモダンで、「白い帆を立てたヨットが湾に浮かんでいるのを林の中から見た風景」などがある。西洋の絵皿のようである。それでいて、全体としてはエジプトを連想させる。

父母に「これは何だっけ」と訊いたところ、「ス××××××××だろ」と返ってくる(×部分は忘れた)。訊いたことのない国の名前だ。「これは調べてみよう」と思う。これをモチーフにしたライダーとなると絶対に面白そうだ。

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