キリンみたいな鳩の夢

アーケードのある商店街を歩いている。そこには鳩が何体かうろついているが、その中にキリンみたいな鳩が1体混じっている。鳩たちの色は白っぽいが、その鳩だけは、白っぽいうえに薄茶色のキリンのような模様があり、なおかつ首が長い。

角を曲がる。角にある店は携帯の代理店のようである。キリンのような鳩を改めて見るが、やはり目の錯覚とかではなく首が長く、鳥の体型とは思えない。それは羊かヤギのようにも見えてくる。それは「めええ…」というような鳴き声を上げる。あ、やはり羊だったか、と思いきや、それは立ち上がる。

その鳩は、どうやら人間による仮装だったようだ。白いマスクと毛皮を身に付けた女性である。私は「インスタレーションか何かですか?」と声を掛けようとする。しかしその前に、女性の方から「知っているの?」と声を掛けられる。かと思うと、その存在はもう消えていて、最初からいなかったかのようである。

まんまとおびき寄せられたかのような、異常な恐怖に襲われて目が覚める。

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