苔日記-土が緑に

久しぶりに晴れた。これはハマキゴケ(仮)。雨が降ってない日もわりとずっと葉が開いていて、強く巻縮したところを見てなかったが、これくらい照り付けると縮れるようだ。

ツチノウエノコゴケ(仮)と比べて、一株一株がはっきり分かれている印象。

すかすか土のやつ。乾燥しきってもそう枯れはしないらしいが、ところどころ葉が白くなっている。でも前から白い部分はある。

面白いのは、鉢によって苔の色がかなり変わって見えることだ。とくに野ざらし土のやつ(右下)は緑色の抜けが激しく、緑の色合いも煤けている。もっとも、本体の塊のやつも日によってかなり色の印象が違っていたので、よくわからない。iphoneの写真の色合いはあまりあてにならない。

野ざらし土の側面が緑っぽくなっていた!日の当たる面だ。

日の当たらない面はそうでもない。

カビっぽくてこわくなるが、カビは光合成しないから、やはりこの緑も苔なんだろう。

地表の苔から緑が広がっているとは限らなくて、この土にそもそも、本体から出た無性芽がたくさん紛れていた可能性を思いつく。

あと、細い茎みたいなものが少し見える。実は本体の塊の中には、メインのやつとは別にもう一種類、這うタイプの苔が少し混ざっている。少ししかいないのでまだ詳しく見ていないが、そいつの茎に見える。土と一緒に紛れ込んだだけなのか、新たに育っているのかは気になるところ。

しかしまた、このプラ容器、日が当たってると実質温室みたいになるわけだから、真夏になったらすさまじく蒸れるかもしれない。地表の苔にとっても、ふつうなら日が当たらないはずの地中から熱が出てくるわけだから、悪環境かもしれない。

覆いの付いた比較相手を用意してもいいかもしれない。

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