苔日記-石だけ群の追加

7/16頃、石だけの群を追加した。コンクリートの上に生えるくらいなら、保水性のある石のほうが土よりいいかもしれないと思って。左からパーライト、ゼオライト、ハイドロボール。上の段が「標準」の土の上に石を敷き詰めてあるグループで、下の段は石だけのグループ。下の段は容器の高さが半分である(下まで敷き詰めるのがもったいない感じするので)。

12日後、今日の状況(水やり後)。風でパーライトが幾分とばされている。まだあんまりうまくやってる感じがない…。水を注ぐと石たちはふわっと浮き、こいつらも浮く。

植える時、元のコロニーから小さく切り取ってるのだが、この時、直下にあるわずかな土や石と一緒に持ってきている。だからこいつらの直下は、石ではなく元からある土だ。ということは、こいつらがうまいこと石に生えるかは、増え始めないと分からないことになる。これだと石の給水能力もあんま発揮されてないんじゃないか?という気もしなくもない。

切り取るんじゃなく、蒔き苔でやってみるべきだったのかもしれない。

こいつらも、それほど上手くやってる感じではない…。

すかすか土は唯一、こいつ由来で緑が増え始めている(左側の土に明らか)。かたまりも他よりちょっと大きく見えるけど、そもそも最初植えた時にかけらがちょっと大きかったかも。

野ざらし土は相当につらそうだ…。 だめな感じがする。 日光の条件はほぼ同じだから、 給水がうまくいかないのだろうか。地面のラインよりちょっと上に飛び出ちゃってる感はある。

土に広がっていく緑色は、やはり元の土に含まれていたんだろう。側面の緑は濃くなってくから、直射日光が結局つらいのだろうか。中央の苔がだめになっても、土全体としては時間をかけて苔を生やしていきそうな気がする。

標準土もちょっと茶色の葉が目立ってきてる。土に緑が広がっていく気はあんまり感じられないが、下の方はちょっとだけ広がろうとしてるかも?それとも元の土についてた小石?

覆い条件は覆いが邪魔で拡大写真が撮れない。覆いによる差は特に感じられない。

日なた。水やった直後だから湿っているが、おおむね他より常に乾燥している。土に紛れてはっきりしない。

日陰。こいつもなぜか土がかぶりがち。

一方、本体コロニーはじわじわと広がり、堂々とした厚み。水を注ぐとスポンジのようにしみ込んでいく。かたまりになってこその保水力を実感する。

切り取って植えるには、基本的にもっと大きな塊で植えないといけないのかもしれない。でも、いうてもそんな量ないから、大きく切り取るとなくなっちゃいそうで嫌なんだよな。

離れた部分にも緑が少しずつ広がっている。

前回生え始めていた葉が順調に密に。右側くらい緑が濃くならないと葉っぱ生えてこないってことが伺われる。

拡大。

今後、直射日光がきつくなるだろうから、半透明のプラスチックかなんかで屋根を作ってやった方がいいような気はする。

そろそろ公道からの苔採取もしたいが、実験の状況がこうなので、どういう土に植えてやるかで迷う。どのみち種類によって違いがあるんだろうけど……。

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