怨霊おもちゃの夢

怨霊が出てくる漫画を読んでいる。修学旅行などのシーンがある。

怨霊が出てくるおもちゃを買い、手順通りに遊んでみる。まず本体をインストールし(現実に?)、次に呪いのパスワードをメモ帳に入力していく。暗号で「門を開け霊を呼び込む」とでも書いてあるんだろうな……と思わせる文字列を打ち込んでいくと、徐々に画面がチラついたりして様子がおかしくなっていく。最初にインストールしたプログラムのはたらきだろう。

プログラムを入力し終わると、画面はもうかなりおかしく、怨霊の声や振動が出始めている。取り返しが付かないかも?という感じがあり結構こわい。手順書には「出血=ENTERと同義」と書いてある。血を出せということだと思うが、そこまでしなくても一定時間で出てくるだろう。

果たして、天井あたりにARの怨霊が登場し、裸眼でも飛び出して見える3D映像で襲いかかってくる! それを仰向けに寝そべって見ている。霊は何事か喚きながら、こちらの無防備な心臓に攻撃してくる。攻撃を受けると振動パックで臨場感がある。ジェットコースターのようだ。あわやという時、お助けキャラの入っている袋から守護霊が表れ、怨霊を成仏させてくれる。

これで終わりのようなので、守護霊を袋に戻して後片づけをする。うっかりスイッチを押してしまうとまた動き始めてしまうようなので気を付ける。袋(箱)には、保護者向けの説明などが書いてある(このおもちゃは子供向けだ)。箱の奥にはプラレールのパーツ(特典だろうか)二個と守護霊からの手紙が入っている。それと、中古品のゲームボーイカセットとマイクロSDカードが大量に出てきた。前の持ち主のものだろうか。もしかして中にデータが残っているかもしれん、本編より面白いかも、と好奇心を抱いて保管する。

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