ゴルドーのコピー能力の夢

星のカービィスーパーデラックスの洞窟大作戦を弟とやっている。弟がカービィを、僕がヘルパーを操作している。ステージとステージの間のトロッコのエリアにゴルドー(無敵の障害物的な敵キャラ)が浮遊している。カービィがゴルドーを吸い込むことは通常できないが、今吸い込んでみたらなんと吸い込めた。しかし、飲み込んでコピーしようとした途端、カービィの全身がゴルドーのトゲに突き破られて即死してしまった。

それならば、カービィが口に含んだ状態からヘルパー側の操作によってヘルパー化したらどうなるか、と思ってやってみると、なんとゴルドーのコピー能力を持ったヘルパーを産み出すことができた。そのヘルパーはニンジャのコピー能力を持ったカービィを女の子化(でも一頭身)したようなジャスミン色のキャラであり、能力はよくわからない。「まあ、ゴルドーといえばニードルっぽいし、ニードルの能力はスーパーデラックスには無いから隠し能力なんだな」と納得する。

しかし、ドアをくぐるとヘルパーはタック(という泥棒のキャラ)になってしまった。

僕は実家の居間の床にタッパーを並べ、そこに梅干しを二個ずつ並べている。終戦直後のような食糧難のニュアンスが漂っている。これは貴重な食料であり、今日の飯だ。弟が来て、梅干しをたちまち掴んで貪っていく。「まあ、弟が育てた梅干しだしな」と思って特に止めはしない。プチトマトのように梅干しを鉢で育てるイメージが浮かぶ。

王の忠実な老臣が、王に有益なアドバイスをした後おもむろに倒れる。心臓発作か何かのようだ。王は「私が助ける番だ」という思いを抱いて応急手当に臨む。

明日からの合宿の準備のため、本屋に来ている。何か面白い本はないかと漁っている。読み切りの漫画が載った雑誌を読み始める。それは受験生の男女(階級が高い)が貧しい同級生に施しをする漫画で、最終的に階級の高い男は受験をやめ、独自の道を行くことになる。最終ページで男はアフロヘアーにおかしなTシャツを着た姿になっていて、唇を噛み涙ぐんでいる。「ダメでした」というオチのようだ。「60ページも使って無かよ」と思う。

他の本を眺める。クメール・ルージュの写真集やエジプト神話事典が目に留まる。棚に飲みかけのお茶のペットボトルが置かれている。「吼えろペン」のようなキャラデザの新作ゲームソフトも売られている。

母と父と僕が車に乗っている。あの山はなに山、あっちはなに山、というようなことを確かめに来ている。そこは伊勢原の山々に面したエリアで、辺りは濃いもやに包まれ、気温は低い。「このもやでは、そのうち熊に会うかもしれない。この辺で戻ってもいいだろう」と思う。

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