三つの桃の絵と猫の目の夢

帰省している(現実の実家ではない)。飲み屋に寄ったりしている。どこか土地への帰属意識があり、「**(苗字)の家の者として知られている」などと思っている(現実にはない)。

親戚の結婚式に来たようだ。控室に集まっている。恐らく和式っぽい。周囲は弟のことに触れないよう気遣っている。

紙に桃を三つ描き、冥福を祈る(葬式になっている)。それは版画の図柄のようで、影の濃さが異なる三つの桃の図柄を横に並べて描いている。Aがその場にいる。

妹(現実にはいない)が母に何事かを訴えている。母は以前、黄色い透明プラスチックのアクセサリーのようなものを僕に渡しており、僕はそれをまだ持っている。それは長さ3cm厚さ3~4mmくらいで、猫の瞳孔のように縦に細長い形をしていて、紐を通す穴などは付いていない。おもちゃのパーツのようである。母が、そのアクセサリーがぴったり嵌まるケースを出してくる。それを見て「まだ持っていてよかった」と思う。ケースは四角い透明プラスチックで、これにアクセサリーを嵌めると「公安の手帳」として認識されるとのことだった。それを聞いて「普段は持ち歩いてなくてよかった」と思う。

何とはなしに、母と妹との話に入り込むことはできない。今回のことは僕のディスコミュニケーションにも遠因があるのだろう。Aにぼんやり共感を抱く。「子供の頃ほど屈託がないわけではないにせよ、我々はそこそこ上手くやってはいるはずだがな」と一人ごちる。

自室に戻る。小学校の時の自室である。そこには昔持っていた漫画や本が並べられており、僕の持ち物が物置き的に固められていた。W3の分厚い単行本(現実より分厚い)やピアノの楽譜がある。

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