下着泥棒の夢

悪夢で取り乱して(半ばわざとらしく)夜中に目が覚める。足元では冷蔵庫が開いており、母が心配して何か叫ぶのも構わずさらに取り乱すと、ガラス製のものが冷蔵庫から落ちたのか、激しく割れる音が響く。

風呂に入るため服を脱ぐ。住んでいる部屋に似ているが、上階の別室に両親が住んでいて互いに行き来している、みたいなアパートの使い方。母か弟と何か話してから風呂場に向かうと、タッチの差で父が先に入ってしまった。こちらはもう全裸なのに。間抜けな状況に笑う。そこに父がアウトドアの帰りといったていで玄関から帰ってくる。あれ、じゃあ今のは?

見間違いかと思ってトイレを開ける(風呂から変わっている)と、ベージュ色のブラジャーが流されていくところだった。思わずそれを掴み上げようとすると、窓の外側に誰かがこちらに背を向けて座っていることに気付く。全く知らない、白シャツに眼鏡の中年男性である。思わず「おい、お前!」と声をかけると、男は不機嫌そうにゆっくりと振り返る。

そこで目が覚める。

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