団欒の夢

朝、家族四人で居間にいる。弟が、持ち物のリストなのか、アルファベット3文字の略称っぽいものを書き連ねた紙を見ながら支度をしている。僕はそれを見て「GKU」というのはゴクリンのことかね、などとふざける。皆、弟が既に死んだことには気付いていて、泣きそうになっている。朝だから、ドタバタしているから、僕が幻覚を見ているのだろう。父母にそう告白しながら、弟を後ろから抱き締める。これは実際には椅子か何かなのだろうか。幻覚が解けないでいてほしい。

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